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外来
下肢動脈・腹部大動脈瘤外来
循環器内科
休診・代診
- 2024年11月16日(土) 循環器内科 (午前):的場→休診
- 2024年12月07日(土) 循環器内科 (午前):的場→休診
受付時間
午前診 08:00~12:00 (診療科目は上記診療表をご確認ください。)
午後診 13:00~16:00 (診療科目は上記診療表をご確認ください。)
- 一部受付終了時間の異なる科目もあります。詳しくはお問い合わせください。
- 急患は24時間受付しています。
- 足が冷える、しびれる
- 歩くとふくらはぎがだるくなったり痛くなる、休むとまた歩ける
- 寝ている時にも足が痛いと感じる
- 足の色が悪い、傷が治りにくい
などの症状がある方は下肢動脈疾患の可能性があります。下肢動脈疾患が進行した場合、足を切断しなければならない場合があります。
お腹に拍動するこぶを触れる方は腹部大動脈瘤の可能性があります。腹部大動脈瘤は一般的に無症状ですが、もし破裂したらその死亡率は80~90%にも上ると言われています。
どちらの病気も動脈硬化が主な原因であり早く発見し治療を受けていただければ高い治療効果が得られます。
概要
循環器内科疾患の中でも末梢動脈疾患および腹部大動脈瘤の薬物療法およびカテーテル治療を専門に扱う外来です。
下肢動脈疾患とは
下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)は、下肢の血管の動脈硬化により、血管が狭くなったり、詰まったりする病気です。糖尿病・脂質異常症・高血圧症・喫煙者・高尿酸血症・慢性腎臓病・肥満などがあると起こりやすい病気です。動脈硬化が原因であり、狭心症や心筋梗塞・脳梗塞など致死的な病気を合併しやすい病気になります。
最近では、ASOのことを末梢動脈疾患(PAD)と呼ぶことが多くなっています。
腹部大動脈瘤とは
大動脈の壁が動脈硬化などで弱くなってくると高い圧力がかかりこぶができやすくなります。血管の壁が薄くなって大きく膨らんでくる病気が動脈瘤です。
検査
問診・聴診・触診などの診察の後、血液検査や血圧測定検査・エコー検査・造影CT検査・MRI検査などを行います。さらに必要であれば入院していただきカテーテル検査を実施します。アレルギーや腎機能障害のため造影剤が使用できない方は造影剤を使用せず検査をさせていただきます。
治療
内服薬による薬物療法より開始し運動療法も併用します。外来治療で改善が得られなければ入院していただき血管内治療(カテーテル治療)を行います。下肢動脈疾患には風船(バルーン)とステントを用いて狭くなった血管を広げます。腹部大動脈瘤にはステントグラフトを挿入し瘤の拡大防止と破裂予防を行います。カテーテル治療が困難な方は心臓血管外科と相談しバイパス手術を選択することも可能です。