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体外衝撃波疼痛治療装置「ドルニエ Epos Ultra」

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体外衝撃波疼痛治療装置とは

衝撃波治療装置といえば、腎臓結石患者さんへの破砕装置が知られていますが、体外衝撃波疼痛治療装置は、体外から患部に衝撃波を当てて疼痛をとる治療装置です。

組織修復により除痛の効果が得られます。低侵襲のうえ、副作用がほとんど認められないことが特徴で、保存療法を6カ月以上受けて効果がみられない難治性の足底腱膜炎が適応になります。このたび、足底腱膜炎への治療が保険適用となり、これまでは保存療法か、手術かを選択するしかなかった患者さんに、治療の選択肢が増えました。

麻酔の必要もなく日帰りで治療が行えます。また、薬剤を使わないので、スポーツ選手にはドーピングの心配がないのもメリットです。

足底腱膜炎とは

足の裏に、膜のように張っている腱組織“足底腱膜”と骨の付着部で炎症が起きることで足が痛む病気です。

特に踵(かかと)の周辺が痛むことが多く、踵を地面に着けたときに強く痛みを感じます。ランニングやジャンプを繰り返し行うスポーツ選手に多い病気ですが、中高年の方でも、長時間の歩行や立ち仕事が原因となって発症します。

体外衝撃波疼痛治療装置の主な特徴

  • 低侵襲で安全かつ、有効な治療
  • 外来で治療が可能
  • 副作用が全くないわけではないが、その発生率は低い
  • 治療時間は約30分程度
  • 傷跡が残らない
  • 通常では1回の治療で除痛が得られますが、場合によっては、3回ほど治療を行うこともあります。

費用について

5,000円(1割負担)~15,000円(3割負担)の治療費がかかります。

  • 施術料金のみ(診察料金、検査料金などは別途かかります)
  • 2012年(平成24)年4月から、保険の適用が認められました。

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