再生医療外来
APS療法とは
患者さん自身の血液からPRP(Platelet-rich Plasma;多血小板血漿)を抽出し関節内に注射することにより、変形性関節症における関節内の炎症バランスを改善させ、炎症由来の疼痛や軟骨破壊を抑制することを目的とする、安全性の高い新しい治療法です。
次世代PRP APS療法
次世代PRP APS療法の作用
APS療法の適応疾患
変形性関節症(おもに膝関節ですが、肩や股、足関節などにも適応はあります。)
APS療法の流れ
次の3ステップで進めていきます(ステップ1~3は約1時間で終了します)。
-
STEP1
患者さん自身の血液を55ml採取。
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STEP2
採取した血液からキットを用いてAPSを抽出。
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STEP3
APSを患者さんの関節内に注入。
APS療法の治療回数
回数に決まりはありませんが、治療効果がでるまで6カ月程度かかる患者さんもいるために、2回目以降は6カ月以上空けることが推奨されます。
両膝が悪い人は、右膝の治療のあと、1カ月後に左膝の治療をしてもまったく問題ありません。
APS療法の費用
保険適応外のため、自由診療となります。
施術料は1回につき、330,000円(税込)です。
クレジットカードでの支払いも可能なので、詳しくは総合受付窓口でお聞きください。
APS療法についてのQ&A
- A
- 関節破壊があまり進行していない変形性関節症の患者さん、内服や注射などの保存療法の効果に満足できない患者さん、どうしても手術は受けたくない患者さん、また老々介護などで社会的にどうしても入院できない患者さんはAPS療法のよい適応です。
- A
- 治療時間は1時間程度であり、入院の必要はありません。
- A
- 個人差はありますが、早ければ2週間以内に効果は現れます。多くの場合2~3ヶ月以内に現れ、効果の持続期間は最長2年間の報告もあります。もし効果がない場合には人工関節の手術を受けられることをお勧めします。
- A
- 治療後2週間以内は、痛みが残ることもあるので、その間は無理をしないでください。そのため痛み止めを服用してもらうことがあります。
- A
- 原則、どなたでも受けられますが、重篤な内科疾患等で全身状態が悪く体が弱っているような方は、あまり推奨されていません。また関節リウマチの患者さんにはAPS療法の適応はありません。
診療体制
-
副院長(関節外科、再生医療担当)
外来診療表
整形外科
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 予約優先清水 長司
予約優先大森 直樹 |
予約優先齋藤 令馬
予約優先奥田 良樹 |
張 京
(骨粗しょう症外来) 予約優先森 裕貴 |
予約優先小原 将人
予約優先齋藤 令馬 |
予約優先大森 直樹
予約優先 張 京 予約優先小原 将人 |
予約優先常勤医師(第1・4週) 予約優先非常勤医師(毎週) 予約優先木田 圭重(第2週) (肩・肘 スポーツ) 予約優先千保 一幸(第5週) |
午後 | 完全予約清水 長司
(診察時間 13:00~15:30 ) |
完全予約岩田 圭生(第1・3週)(14:00~) |
休診・代診
- 2024年12月13日(金) 整形外科 (午前):張→休診
- 2024年12月13日(金) 整形外科 (午前):大森→佐藤
- 2025年1月25日(土) 整形外科 (午前):常勤医師→休診
予約外来
当院では待ち時間短縮のため、下記の印の科目については予約制を導入しています。
- 予約優先初診、再診ともに電話予約を受付しております。
- 再診予約優先再診の方のみ電話予約を受付しております。
- 完全予約完全予約制となっております。初診、再診ともに電話予約を受付しております。
- 再診完全予約完全予約制となっております。再診の方のみ電話予約を受付しております。
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