外来受診される方

放射線科

概要

CT、MRI等の画像診断装置を駆使し24時間365日体制で対応、救急医療をサポートしています。
我々診療放射線技師が検査を実施し、放射線科専門医(画像診断医)と緊密に連携し早期診断、早期治療に役立つ最善の画像が提供できるよう尽力しています。また患者さんが安心、安全に検査を受けて頂けますよう、最新の医療技術を習得するために関連学会、研修会等積極的に参加しております。
地域の開業医、医療機関の先生方からの検査依頼に対応できる体制を整えています。

<認定技師等> 習得一覧

X線CT認定技師 2名
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 2名
日本消化器がん検診学会胃がん検診専門技師 1名
日本放射線治療専門放射線技師 1名
放射線治療品質管理士 1名
日本放射線腫瘍学会認定治療技師 1名
第一種放射線取扱主任者 1名

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令和4年度実績

一般撮影検査 23,491件
X線CT検査 8,905件
CT紹介件数 482件
MRI検査 7,566件 (1.5T:2,873件・3.0T:4,693件)
MRI紹介件数 1,964件
透視撮影検査 822件
マンモグラフィー検査 1,085件
骨密度検査 380件
歯科(パノラマ、デンタル)撮影 2,821件
放射線治療 4,286件

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X線撮影検査

一般的に「レントゲン」と言われ、X線を利用した検査です。
胸部、腹部撮影や整形外科領域である、骨、関節、脊椎等の撮影をおこなっています。
2019年4月より人体を透過したX線を瞬時に電気信号に変換し、画像にするフラットパネルディテクター(FPD)方式となりました。
また第二撮影室には全脊椎、全下肢撮影など「48×17インチ」の撮影領域を可能にしたOneShot長尺システムを導入しました。
第一、第二撮影室の2室対応にする事で患者さんの待ち時間を軽減しています。

X線CT検査

CT(Computed Tomography、コンピュータ断層撮影)は、体の周囲からX線を人体に照射し、コンピュータで解析することで体の断面を画像化する検査です。
当院は、2023年5月にAI技術(ディープラーニング、深層学習)により設計された画像処理技術を搭載した最新の80列CT(キヤノンメディカルシステムズ社製 Aquilion PRIME SP)を導入しました。
今までのCT装置よりも、撮影時間の短縮化や放射線被ばくを低減でき、検査を受けられる患者様のご負担も少なくなります。さらに3D画像の取得も容易に行えるため、CT検査の適応が広がります。また、開口径が拡大され、検査における圧迫感や閉塞感が軽減しました。

MRI検査

MRI(Magnetic Resonance Imaging、磁気共鳴画像)検査は、強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。
当院は1.5テスラ VantageExcerart (キヤノンメディカル社製)、3.0テスラ Skyla (シーメンス社製) の2台の装置を導入。
最新鋭の2台のMRIを駆使し、大幅な画質の向上、より迅速な撮影が可能となり、頭部、脊椎、関節の検査内容の充実だけでなく、腹部、胸部においても、現状で最高レベルの画像を提供しています。

X線透視検査

X線TV装置を使用し、リアルタイムに観察部位を確認し撮影しています。
上部消化器管造影検査など、その他造影検査、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)、EST(内視鏡的乳頭切開術)、UCG(尿道膀胱造影)、RP(逆行性腎盂造影) 等をおこなっております。

マンモグラフィー

乳房専用のX線撮影装置になります。乳腺を伸展し圧迫した状態で撮影を行います。
2019年4月にフラットパネルディテクター(FPD)を搭載し、ポジショニングから撮影後の画像確認までをスピーディに行うことができる、フルデジタルマンモグラフィシステムを導入しました。
当院は「マンモグラフィ検診施設画像認定施設」を習得し女性技師のみにより撮影業務をおこなっています。

骨塩定量検査

DXA(デキサ)法を使用し測定部(前腕)に2種類のX線を照射します。骨のX線吸収率を測定し骨密度を算出します。検査時間は1〜3分程度で自身の骨量が計測できます。

歯科(パノラマ、デンタル)撮影

歯科・歯科口腔外科の依頼によりパノラマ撮影、デンタル撮影をおこなっています。

放射線治療

がん治療の三本柱のーつである放射線により各種がんに対する放射線治療を専従の放射線治療専門医、放射線治療認定資格を持つ放射線技師が業務に取り組んでいます。
根治目的の放射線治療だけでなく、がんによる各種症状を和らげるための緩和的照射も行っています。
当院では2019年4月より最新鋭の放射線治療装置ラデイザクト(米国アキュレイインコーポレイテッド社製)を導入し、より正確、高精度で副作用の少ない放射線治療が可能となりました。

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