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内分泌・糖尿病内科

外来診療表

糖尿内科

午前 松原
戸田
葛谷 英嗣
岡澤
午後 戸田
岡澤
午前2 野村(内分泌・甲状腺外来)

休診・代診

  • 2017年7月20日(木) 糖尿内科 内分泌・甲状腺(午前):野村→松原
  • 2017年6月08日(木) 糖尿内科 (午前):葛谷→休診
  • 2017年6月07日(水) 糖尿内科 (午前):戸田→AM髭、PM岡澤

受付時間

午前診 8:00~12:30 (診療科目は上記診療表をご確認ください。)
午後診 13:00~16:00 (診療科目は上記診療表をご確認ください。)
(木曜午後診の「睡眠時無呼吸外来」のみ受付時間14:30~16:00になります)

  • ※一部受付終了時間の異なる科目もあります。詳しくはお問い合わせください。
  • ※急患は24時間受付しています。

予約外来

当院では待ち時間短縮のため、下記の印(★・☆)の科目については予約制を導入しています。

  • ・・・初診・予約のない再診・急患の方も受付けています。
  • ・・・予約された方のみの診療となっています。

概要

当科は、チーム医療の要となるべく努力します。

診療方針

糖尿病と内分泌性高血圧を診療の柱として、内分泌・代謝疾患に幅広く対応します。
院内他科のみならず周辺医療機関からのご紹介、ご相談に積極的に対応します。

1. 糖尿病

厚生労働省の平成19年国民健康・栄養調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」が890万人、これに「糖尿病の可能性が否定できない人」を合わせて2210万人、つまり日本国民の5人に1人が糖尿病かその予備軍と考えられています。

糖尿病を放置すると、三大合併症と言われる糖尿病神経障害(手足のしびれ、感覚の低下、痛み、立ちくらみ、便秘、残尿、勃起障害など)、糖尿病網膜症(進行すると失明につながる)、糖尿病腎症(蛋白尿から腎不全にいたる。血液透析の最大の原因)や、心筋梗塞・狭心症、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化疾患、糖尿病足病変(潰瘍、壊疽など)などを引き起こします。「糖尿病が強く疑われる人」の4割がほとんど治療を受けていない実態があり、受診されたときには既に合併症が進行している方が少なくありません。糖尿病教室、メタボリックシンドローム教室、市民公開講座などで啓発活動を行うと共に、武田病院健診センターと連携し、糖尿病の早期診断・早期治療に努めています。

「糖尿病内科では、従来から迅速検査を行っていた血糖値、HbA1c(グリコヘモグロビン)以外の検査項目についても、可能なものは受診当日に検査結果を確認できるようにしています。診察、血液・尿検査に加えて、必要に応じてレントゲン、超音波検査、心電図検査を行い、眼科、循環器内科、心臓血管外科、腎臓内科、神経内科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科などとの連携により、糖尿病合併症の早期発見・早期治療に努めています。管理栄養士による栄養指導を随時実施しています。糖尿病療養指導士資格を持つ看護師と管理栄養士による糖尿病透析予防指導(月・木午前中)も実施しています。」

糖尿病教育入院クリティカルパス(6日間コース)を用いた教育入院を実施しています。糖尿病とその合併症(フットケア含む)、食事療法、運動療法、薬物療法について、病状に応じた指導を行い、必要な場合にはインスリン自己注射と自己血糖測定の指導を行っています。外来診療だけではコントロールが不十分な場合には、糖尿病教育に加えて、内分泌疾患など他の病気に伴う糖尿病の除外を含む病状の把握と、治療の見直しのための入院を行っています。また、救急を含む外来患者、入院患者の糖尿病ケトアシドーシスなどの高血糖性昏睡や低血糖への対応も行っています。

2. 内分泌性高血圧

現在、わが国の高血圧患者は4000万人と推定されています。高血圧患者の9割は本態性高血圧ですが、腎臓のすぐ上にある副腎という臓器がアルドステロン、コルチゾール、カテコールアミンというホルモン(血流に乗って体をめぐり体の機能を調節する物質)を作りすぎることで起こる、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫などによる高血圧もあり、これらを「内分泌性高血圧」と呼びます。内分泌性高血圧は極めて稀な病気と考えられてきましたが、最近では、「病院を受診する高血圧患者の5%程度が原発性アルドステロン症」と報告されるようになりました。

原発性アルドステロン症は、血圧だけをコントロールしても脳梗塞、心筋梗塞が本態性高血圧の5倍多く発生し、片方の副腎の腫瘍が原因の場合は手術で治る可能性があるため、早期に診断して適切な治療を行うことが大切です。当院では、高血圧・内分泌外来(木・土)での採血・蓄尿検査でのスクリーニング、4~5日間入院による確定診断に加え、当院放射線科のご協力で、1mmスライス厚での副腎部CT撮影と副腎静脈サンプリングを実施しています。クッシング症候群、褐色細胞腫の診断・治療も行っており、当院泌尿器科にて腹腔鏡下副腎摘除術を実施頂いています。本態性高血圧を治癒させることはできませんが、内分泌性高血圧は治癒させうる可能性があり、適切な治療を行わないと合併症を防ぐことができないため、早期の診断が望まれます。

当院では、内分泌性高血圧のスクリーニングから診断・治療まで一貫した診療が可能です。

3. その他の内分泌疾患

甲状腺疾患に関しては、土曜日の内分泌・甲状腺外来および金曜日の康生会クリニック内科(甲状腺)外来(京都大学医学部附属病院内分泌代謝内科所属の非常勤医が担当)、木曜日の高血圧・内分泌外来で対応します。

視床下部・下垂体疾患の診断・治療も行っています。当院脳神経外科にて下錐体静脈サンプリング、経蝶形骨洞的下垂体腫瘍摘出術を実施頂いています。副甲状腺疾患や、その他の内分泌・代謝疾患にも対応します。

4. 糖尿病教室

毎月第3木曜日14:30〜16:00に糖尿病教室を開催しています。当科および関連する診療科、康生会クリニックの医師、看護師、栄養士、薬剤師、健康運動指導士、臨床検査技師による教室です。糖尿病の基礎から合併症の知識、食事療法、運動療法、薬物治療、検査などに関するトピックスを学んで頂き、毎回ご好評を頂いています。当院に通院されていらっしゃらない方も参加頂けます。糖尿病教室ハイキング(年1回10月)、糖尿病教室食事会(年1回3月)、武田病院グループ糖尿病市民公開講座(年3回、内1回担当)も行っています。

診療体制

常勤医3名と非常勤医(外来担当2名)で診療に当たっています。常勤医の内1名が糖尿病学会専門医および内分泌代謝科専門医、1名が内分泌代謝科専門医および高血圧専門医です。

診療内容の評価

毎週火曜日に診療科ミーティングを行い、他科入院中の併診患者を含めた、糖尿病を中心とした内分泌・代謝疾患の患者について、治療方針を確認しています。抄読会を月1回行い、最新の知識の吸収に努めています。2ヶ月に1回、武田病院グループ糖尿病医療連携会議を行い、グループ内他施設の糖尿病診療担当者と意見交換を行っています。

毎月第4水曜日に医師、看護師、栄養士、薬剤師、健康運動指導士、臨床検査技師、医事課職員からなる糖尿病ワーキンググループ会議を行い、糖尿病教室や市民公開講座の運営、クリティカルパスの作成・改訂を行うと共に、安全で効果的な糖尿病診療を目指しています。

周辺医療機関・診療所の先生方へ

周辺医療機関・診療所の先生方と積極的に連携していきたいと考えています。糖尿病教育入院、血糖コントロールが困難な場合の精査治療目的入院、インスリン導入目的入院などに対応しますので、ご紹介をお待ちしています。ご紹介頂いた先生と連携しつつ治療に当たらせて頂きます。

160/100mmHg以上の高血圧、低カリウム血症(少量の利尿薬内服での発症も含む)を伴う高血圧、治療抵抗性高血圧、副腎腫瘍を伴う高血圧、若年性の脳血管障害を伴う高血圧では、原発性アルドステロン症の有病率が高いことが知られています。アルドステロン(pg/mL)/レニン活性(ng/mL/h)比>200あるいはアルドステロン(pg/mL)/活性型レニン定量(pg/mL)比>40の場合も同様です。このような患者さんがいらっしゃいましたら、是非ご紹介ください。その他の内分泌・代謝疾患についても対応しております。

教育計画

日本内科学会、日本糖尿病学会、日本内分泌学会、日本高血圧学会および関連学会・研究会への参加と発表を積極的に行っています。

臨床研修

初期臨床研修医の研修を担当しています。日本糖尿病学会、日本内分泌学会、日本高血圧学会により教育施設として認定されています。京都大学医学部学生の臨床実習に協力しています。