外来

物忘れ外来

休診・代診

受付時間

午前診 08:00~12:30 (診療科目は上記診療表をご確認ください。)
午後診 13:00~16:00 (診療科目は上記診療表をご確認ください。)
(木曜午後診の「睡眠時無呼吸外来」のみ受付時間14:30~16:00になります)

  • 一部受付終了時間の異なる科目もあります。詳しくはお問い合わせください。
  • 急患は24時間受付しています。
予約外来

当院では待ち時間短縮のため、下記の印の科目については予約制を導入しています。

予約優先・・・初診・予約のない再診・急患の方も受付けています。
予約診療のみ・・・予約された方のみの診療となっています。

概要

当外来は完全予約制で、初診当日と再診日の2回に分けて検査・診療を行っています。

初めに

我が国は、世界でも高い水準の平均寿命を保っていると同時に、人口の高齢化が進み、認知症患者さんの人数も2025年には約700万人に上ると予測されています。認知症とは、脳自体や何らかの身体の病気が原因で、脳の働きが悪くなったために、記憶力や判断力の低下が起こり、場所や日時の見当がつかなくなり、生活するうえで支障がでてくる状態を言います。

認知症は、よく耳にされるアルツハイマー型認知症以外にも、様々な原因で起こります。ある疾患では一時的な症状の場合もあり、早めに受診されることが有用です。初期にはなかなか鑑別が困難な場合もありますが、アルツハイマー型認知症では早期からの内服で進行を遅らせることができたり、生活上のトラブルを軽減でき、その後の対応に余裕を持って当たれるというメリットもあります。また、生活習慣や環境を整え、脳の活性化をはかることで、認知症の進行や発症を遅らせる効果があります。

物忘れが多く、気になりだしたら、早めにかかりつけの医師に相談し、受診いただくことをおすすめします。

そこでこの度、当院では、かかりつけ医の先生の診療の下、在宅生活をより良くお過ごしいただけるよう「物忘れ外来」を開設いたしました。

診療体制

秋口 一郎 (第1.3.5土曜日 午後2時~4時 完全予約制)
  • 京都認知症総合センタークリニック顧問・支援研究所所長
  • 宇治武田病院 顧問
  • 日本認知症学会名誉会員、指導医
  • 日本脳卒中学会特別会員、指導医
  • 日本神経学会専門医、指導医
  • 日本老年学会特別会員
川崎 照晃 (第2・4土曜日 午後2時~4時 完全予約制)
  • 京都認知症総合センタークリニック院長
  • 日本神経学会代議員、専門医、指導医
  • 日本認知症学会専門医、指導医
  • 日本認知症予防学会専門医
恒石 桃子 (毎月曜日 午後2時~4時 完全予約制)
  • 総合内科専門医
  • 日本内科学会認定医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本神経学会会員
  • 日本認知症学会会員

診療対象となる方

  • 物忘れが気になる方で、かかりつけ医などからの紹介のある方
  • かかりつけ医・紹介元で、当科診療後の定期受診が可能な方
  • これまでの経過をよくご存知のご家族、付添い者の同伴が可能な方

診察当日持参して頂くもの

●かかりつけ医・紹介元があれば、かかりつけ医の診療情報提供書

●保険証

受診するには・・・

当外来は、完全予約制をとらせていただいています。MRIによる画像検査と脳機能検査を行うため、初診当日と再診日の2回に分けて検査・診療を行います。このため、初日の検査の事前予約が必要となります。受診を希望される方は、かかりつけ医の先生とご相談の上、かかりつけ医の先生から下記地域医療連携室にお電話でお申し込みください。

かかりつけ医をお持ちでない場合も随時診察させていただきますので、地域医療連携室へご相談ください。

地域医療連携室

  • 受付時間
    午前9時~午後5時(日曜、祝祭日は除く)
  • 電話番号
    075-361-1352

受診の流れ・・・

初日は、診察と検査(採血+MRIなど)に60~90分程度、2日目は検査(高次脳機能検査など)に60~90分程度、3日目に結果説明を含めた診療に30分程度をご予定ください。

診療内容の詳細と検査結果は後日かかりつけ医の先生にも郵送いたします。