当院について

病院指標

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 21 91 49 66 162 214 606 983 768 168

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定 義
平成27年度退院患者さんの人数を10歳刻みの年齢階級別に集計しており、年齢は入院時の満年齢です。
特 徴
当院の入院患者は比較的ご高齢の患者が入院され、60歳以上の占める割合が全体の80%と大勢を占めており、比較的若い世代である40歳代以下は全体の占める割合は12%となっております。
年代別の主な疾患は40歳代以下では膝、肘の外傷を始めとした整形外科の手術疾患が大勢を占めており、内科疾患では小腸大腸の良性疾患等、2型糖尿病等が比較的多くなっております。60歳代以上では膝・股関節関節症に対しての人工関節置換術を始めとした整形外科の手術疾患が多く、他では肺炎、大腸の良性悪性疾患、胃の悪性腫瘍、糖尿病、慢性腎不全、緑内障等が多くなっております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

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内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 93 18.25 14.34 2.15 77.81
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 56 30.09 15.35 0.00 68.59
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 45 35.93 21.69 22.22 85.82

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肺炎は日本人の死亡原因の第4位で、肺炎で死亡される方の94%は75歳以上であり、90歳以上では死亡原因の2位に順位が上がります。当院でも入院患者の多くを占めており、平均年齢も77.81歳とご高齢の患者が多く入院なされており治療を行っております。
2型糖尿病患者においては、様々な年代の患者治療に対して医師、看護師、栄養士、リハビリスタッフが協力し、薬物療法、インシュリン療法、食事療法、運動療法などを取り入れ、血糖コントロールの改善に努め、合併症の予防、進行を遅らせる事でより良い生活が送れるよう患者さんと共に治療を行っております。食べ物や飲み物が誤って気管に入り、細菌が唾液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎を誤嚥性肺炎といいます。主には肺炎の原因となる細菌を殺す抗菌薬で治療を行い、治療後の体力回復にリハビリなどを取り入れ、早期に日常生活に復帰できるよう共に治療を行っております。

消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx03xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的消化管止血術等 副傷病なし 28 2.07 2.76 0.00 65.54
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 27 7.93 7.91 0.00 70.15
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 21 11.86 10.93 0.00 77.29

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小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)内視鏡的消化管止血術等による入院が1番多く、消化管出血を内視鏡を使ってクリップ止血術、高周波電気凝固法等で治療を行っております。
2番目には憩室性疾患が多く、大腸憩室炎は大腸の壁の一部が外側に膨らむ憩室という状態に、何らかの原因で炎症が合併したもので、近年の高齢化、食生活の欧米化に伴い増加してきている病気です。治療は絶食、抗生剤投与による加療が主となりますが、重症例は手術加療となるケースもあります。
3番目には総胆管結石、胆道狭窄等の胆道疾患で、主な治療は内視鏡を用いて逆行性胆管造影を行い、カテーテルを用いて広げたり、砕いたり、切開する事で結石を取り出します。消化器内科の診断・治療には、内視鏡を用いる事が多く、ある程度の苦痛を伴う事があります。それらに対して、適宜、鎮静剤を使用するなどして、出来るだけ苦痛の少ない検査・治療を心掛けております。

循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 10 16.60 14.34 0.00 74.80
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 8 20.88 18.30 12.50 79.25
110310xx99xxxx 腎臓または尿路の感染症 手術なし 5 14.20 12.60 0.00 72.80

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当院の循環器内科では狭心症、心筋梗塞などの治療を行っている患者が、重い心不全を起こされ入院されたり、肺炎や尿路感染症などの感染症を起こされ入院されているケースが多く、入院患者の平均年齢も70歳以上とご高齢の患者さんが多くを占めており、安全で高度な「ほっ。」としていただけるような医療を目指します。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx01x0xx 胃の悪性腫瘍 胃全摘術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 17 33.76 20.63 0.00 69.88
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 15 21.47 17.41 0.00 73.33
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 15 7.47 6.96 0.00 68.87

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胃癌、大腸癌の治療では、ガイドラインに準じた治療を原則としています。さらに、胃癌の胃全摘術後の再建として、空腸嚢(小腸を利用した、胃の代用する袋)を作製する等、患者さんのQOLの向上のための手術術式を工夫しています。大腸、直腸癌では、神経を温存することにより、膀胱機能や性機能の維持に努めています。また自動吻合器や、ハーモニックスカルペル(超音波メス)など最新の手術機器を使用して、安全かつ迅速な手術が可能になりました。大腸、直腸癌の手術は適応のある症例については腹腔鏡を用いた侵襲の少ない手術を導入しています。また、胃癌でも今後は積極的に取り入れていく予定です。胆嚢結石、胆嚢ポリープ等に対しては腹腔鏡を用いた侵襲の少ない手術を採用しております。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 109 46.50 27.21 2.75 75.07
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 76 13.00 11.98 0.00 36.03
070160xx01xxxx 上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等 43 8.49 5.88 0.00 64.79

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膝関節症の手術件数は高齢人口の増加もあり徐々に増えています。膝の変形具合、症状を詳細に把握した上で、可能な場合はできるだけ低侵襲な(体の負担の少ない)方法(人工膝関節単顆置換術・高位脛骨骨切り術(HTO手術))を用いています。また、相談の上両膝の同時手術にも対応しています。
膝や肩の鏡視下手術を中心とした靭帯形成術、半月板手術などのスポーツ外傷や、人工関節置換術などの関節外科、低侵襲脊椎手術にも力を入れております。おもに肘から先の指、手首、腕のケガや病気を扱う上肢の外科専門外来を設ける事で、手根管手術を始め手術件数は増加してきており、可能な限り元の生活、仕事、生きがいに戻ることができるように日々尽力しております。

形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 10 7.90 3.54 0.00 76.50
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 5 5.40 6.84 0.00 40.00
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 4 6.75 5.86 0.00 33.25

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眼瞼下垂症は高齢化に伴い、又、ハードコンタクトレンズ長期装用の方もおられて、かなり増えております。両側眼瞼同時の手術の場合、眼瞼挙筋(腱膜)と余剰皮膚の両方を改善する為には、手術に時間が掛かる点や手術翌日が多少腫れる事から、数日間の入院をお勧めしております。皮膚・皮下の腫瘍や軟部腫瘍では傷跡を最小にするように、また手術侵襲を最小にして治りを早くし手術後の痛みも最小にするように努めております。顔面骨折の手術で咬み合せが関係する症例では、歯科口腔外科と協力して治療をさせて頂いております。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり片眼 21 7.90 9.57 0.00 76.38
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり 7 2.29 3.20 0.00 69.14
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 5 9.80 8.62 0.00 68.80

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眼の疾患は多疾患に渡り対応しておりますが、特に緑内障、白内障、ぶどう膜炎、糖尿病網膜症・網膜血管閉塞・黄斑変性症などの網膜疾患などを中心に診察しております。手術室にはzeiss Lumera700の最新の顕微鏡、アルコンConstellation (白内障・硝子体手術機器)、トラベクトーム緑内障手術機器など最新の機器を揃え、眼科機器は、光干渉断層計(OCT)、ハンフリー自動視野計、ゴールドマン視野計、角膜形状解析・波面収差解析装置、蛍光眼底造影撮影装置、角膜内皮撮影装置、眼軸長測定装置(IOLマスター)、網膜治療を行うためのマルチカラーレーザー、SLT(緑内障レーザー・YAGレーザー)など高度な診療機器を設置し最善の治療が行えるよう心がけております。多種の機器を用いつつも、患者さんに十分納得し満足していただける医療の提供を目指しております。

神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x099000x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 25.15 15.80 15.38 77.38
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 12 31.50 18.08 16.67 70.50
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 8 44.25 19.00 25.00 77.00

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脳梗塞は神経内科入院の約3割近くを占めております。脳梗塞は脳の血管が狭くなったり詰まったりする事で、脳に酸素とエネルギーが十分供給されない事で脳に障害が起きる病気です。当院では3テスラ、1.5テスラのMRIを設置しており、早期に治療対応できるような体制を整えており、入院されてからも理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が医師の指示の元に訓練を行い、早期に社会復帰できるように努めております。パーキンソン氏病を始め神経変性疾患に対しても、専門医による診断・治療を行っております。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 16 55.75 13.64 25.00 76.81
110280xx99001x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病あり 3 11.00 21.70 33.33 72.33
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし 3 17.33 15.39 0.00 66.00

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人工透析を定期的に受ける慢性腎不全の患者さんは年々高齢化が進み、当院でも平均年齢が70歳を超えるといった状況となっております。当院では維持血液透析患者は約100名を抱えております。2016年6月から腹膜透析外来も開設しており、”血液透析+腹膜透析併用療法”にも対応しております。病院として整形外科の手術だけでなくリハビリにも力を入れており、他院にて腎臓病治療を開始し、その治療継続が必要であるが直接自宅退院出来ない患者さんのリハビリを両立すべく、入院にて腎臓病治療とリハビリを行っており、他科の医師とも連携を取り早期退院に向けて治療を行っております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 10 4 1 26 8 9 1 6,7
大腸癌 4 9 4 21 8 19 1 6,7
乳癌 6 2 2 2 4 4 1 6,7
肺癌 1 - - 1 2 1 1 6,7
肝癌 3 2 3 4 20 9 1 6,7

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※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)の患者さんの人数を、初発(UICC病期分類別)・再発に分けて集計しております。UICC 病期分類とは、UICC 病期分類国際対がん連合によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって各がんをⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の 4病期(ステージ)に分類するものです。不明とは、Stageが特定できない等の場合に不明としております。主として治療前の検査入院中に検査結果でなかった場合が該当します。再発とは、当院・他施設を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者を診療した場合や、がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。 
※ 患者数が10未満の場合は『-』と表示しております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 16 13.25 50.75
重症度 1 35 21.97 79.63
重症度 2 9 20.44 84.39
重症度 3 6 23.00 87.00
重症度 4 5 16.40 86.00
重症度 5 3 76.33 86.00
不明 - 0.00 0.00

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定 義
市中肺炎とは普段の生活の中で罹患した肺炎を言います。 成人 (15歳以上) を対象として集計しており、集計方法は成人肺炎 市中肺炎CAP A-DROPスコアを採用しております。A-DROPとは5つのチェック項目の頭文字をつなげたものであり、スコア0を軽症(外来治療)、1~2を中程度(外来または入院治療)、3を重症(入院治療)、4~5を超重症(ICU治療)として推奨される治療環境を簡便に判断できるようにしております。
※ 患者数が10未満の場合は『-』と表示しております。

A(Age):男性70歳以上、女性75歳以上 
D(Dehydration):BUN 21mg/dl以上または脱水あり
R(Respiration):SpO2 90%以下(PaO2 60torr以下)
O(Orientation):意識障害あり
P(Pressure):血圧(収縮期)90mmHg以下

特 徴
症例数を見ると中等度が最も多く、全体の約6割を占めています。平均在院日数は重症度5だけが極端に長くなっております。平均年齢は重症度0を除き70歳代後半から80歳代と高い傾向になっております。

脳梗塞のICD10別患者数等

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ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 2 5.00 94.00 0.00
その他 - 0.00 0.00 0.00
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - 0.00 0.00 0.00
その他 - 0.00 0.00 0.00
I63$ 脳梗塞 3日以内 27 36.33 74.74 10.00
その他 13 29.77 81.54 7.50
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - 0.00 0.00 0.00
その他 - 0.00 0.00 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - 0.00 0.00 0.00
その他 - 0.00 0.00 0.00
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - 0.00 0.00 0.00
その他 - 0.00 0.00 0.00
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 - 0.00 0.00 0.00
その他 - 0.00 0.00 0.00

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定 義
ICD10 とは 「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems(以下「ICD」と略)」とは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類である。 特 徴
脳梗塞関連の患者さんについて、発症日からの日数別に、症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計したものです。 全体の約95%が脳梗塞の患者さんで、発症日から3日以内の急性期の症例が全体の64%となっており、急性期の脳梗塞の患者に対して早期に対応しております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

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消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 126 0.08 1.03 0.00 65.10
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 34 3.00 11.47 0.00 79.26
K721-21 内視鏡的大腸ポリープ切除術 長径2センチメートル未満 21 0.00 1.00 0.00 66.33

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大腸ポリープの手術件数が1番多く、健診やドッグで便潜血陽性を指摘され見つかるケースが多いです。大腸ポリープは内視鏡を用いて切除しており、内視鏡(スコープ)を肛門から挿入し、内視鏡先端の鉗子孔からスネアー(ポリープを切除する器具)を出してポリープの頭にかけ、高周波電流を通電しながらポリープの基部を絞扼、切除し治療を行います。内視鏡的胆道ステント留置術とは総胆管結石、胆道狭窄等の胆道疾患で、胆管が閉塞・狭窄し胆汁の流出が不良となった場合に胆汁の流出路を作る方法です。内視鏡を用いて逆行性胆管造影を行い、胆管内の閉塞・狭窄部位にガイドワイヤーを通過させ、これにかぶせるようにして胆汁を流す為にステントを留置します。消化器内科の診断・治療には、内視鏡を用いる事が多く、ある程度の苦痛を伴う事があります。それらに対して、適宜、鎮静剤を使用するなどして、出来るだけ苦痛の少ない検査・治療を心掛けております。

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 38 1.03 5.11 0.00 71.50
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 20 1.30 6.05 0.00 67.30
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 14 3.29 19.21 0.00 72.57

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鼠径ヘルニアは本来お腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる病気で、脱腸とも言われております。薬や安静、保存療法といった方法では完治が無い為に手術療法にて治療を行っております。大腸、直腸癌の手術は適応のある症例については腹腔鏡を用いた侵襲の少ない手術を導入しており、今後は胃癌でも積極的に取り入れていく予定です。胆嚢結石、胆嚢ポリープ等に対しては腹腔鏡を用いた侵襲の少ない手術を採用しております。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 145 2.24 44.48 2.07 74.08
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成 39 3.23 12.90 0.00 70.21
K068-2 関節鏡下半月板切除術 37 0.70 4.89 0.00 38.97

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膝・股関節症、脊椎関連の手術件数は高齢人口の増加もあり徐々に増えております。膝の変形具合、症状を詳細に把握した上で、可能な場合はできるだけ低侵襲な(体の負担の少ない)方法(人工膝関節単顆置換術・高位脛骨骨切り術(HTO手術))を用いています。また、相談の上両膝の同時手術にも対応しています。膝や肩の鏡視下手術を中心とした靭帯形成術、半月板手術などのスポーツ外傷や、人工関節置換術などの関節外科、低侵襲脊椎手術にも力を入れております。

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 514 0.54 1.00 0.00 76.10
K2682 緑内障手術 流出路再建術 16 0.81 3.75 0.00 77.56
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 8 0.75 9.88 0.00 68.00

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眼の疾患は多疾患に渡り対応しておりますが、特に緑内障、白内障、ぶどう膜炎、糖尿病網膜症・網膜血管閉塞・黄斑変性症などの網膜疾患などを中心に診察しております。手術は白内障を中心に、緑内障、硝子体など他に糖尿病網膜症や網膜血管閉塞による黄斑部浮腫に対しての硝子体内注射なども行っており、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術に対し先進医療の届出受理病院となっております。手術室にはzeiss Lumera700の最新の顕微鏡、アルコンConstellation (白内障・硝子体手術機器)、トラベクトーム緑内障手術機器など最新の機器を揃え、最善の治療が行えるよう心がけております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - 0.00
異なる - 0.00
180010 敗血症 同一 2 0.06
異なる 4 0.13
180035 その他の真菌感染症 同一 - 0.00
異なる - 0.00
180040 手術・処置等の合併症 同一 21 0.67
異なる 2 0.06

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医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症の発生率を示したものです。敗血症は、感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身の炎症性反応を伴います。手術・処置等の合併症は、主に術創部の感染や出血によるものです

更新履歴

2016/9/27 集計値公開しました

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