医療法人財団 医道会
稲荷山武田病院
医師紹介
田中 明(たなか あきら)
稲荷山武田病院 顧問
略歴
- 1978年
- 京都大学医学部卒業
- 1987年
- 米国ペンシルベニア大学医学部、生物化学生物物理学教室研究員
- 1988年
- 京都大学大学院医学研究科修了
- 1990年
- 京都大学附属病院、第二外科、助手、講師
- 1995年
- 京都市立病院、外科医長
- 1999年
- 京都大学附属病院救急部、助教授
- 2002年
- 舞鶴市民病院、院長
- 2006年
- 小倉記念病院、外科主任部長
- 2010年
- 小倉記念病院副院長
- 2020年
- 医仁会老人保健施設、白寿、施設長
- 2025年~
- 稲荷山武田病院顧問
資格
日本外科学会指導医
医師からのひとこと
京都大学医学部付属病院第二外科に勤務し、生体肝移植を中心とする肝胆膵外科の研鑽を重ねました。その後、北九州市小倉記念病院にて、消化管外科、肝胆膵外科、乳腺外科に従事し、令和2年まで、癌に対する手術の執刀、術後管理、術後外来フォローを担当しました。定年退職後、故郷京都に戻り、老健施設にて循環器内科、糖尿病内科、脳神経内科を中心に内科全般、老年医学、リハビリテーションの研鑽を重ねました。令和7年、稲荷山武田病院に移動し、外来診療、訪問診療を担当しております。趣味は短歌、学術活動として生化学研究を継続しております。
塙 健(はなわ たけし)
稲荷山武田病院 副院長
略歴
- 1984年
- 京都大学医学部卒業、京都大学附属病院
- 1985年
- 京都桂病院 呼吸器センター
- 1989年
- ドイツ エッセン大学 呼吸器外科
- 1991年
- 京都桂病院 呼吸器センター
- 2011年
- 草津総合病院 呼吸器疾患センター
- 2012年~
- 現職
資格
日本外科学会 外科専門医、指導医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
日本呼吸器外科学会 呼吸器外科専門医、指導医
日本胸部外科学会 指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
厚生労働省 緩和ケア研修会終了
日本緩和医療学会 緩和医療認定医
医師からのひとこと
長年、呼吸器疾患の診療に携わる中で、肺がんを始め多くの患者さんの様々な苦痛に接してきました。その間、患者さんに寄り添いながら苦痛を癒やしていく緩和医療の大切さを痛感し、当院緩和ケア病棟の開設当初より、がん患者さんの緩和ケアに取り組んで参りました。常に患者さん・ご家族の思いや気持ちを大切に診療を行なうよう心がけております。
また、呼吸器内科の外来診療も行っております。肺がんに対する緩和ケアのほか、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、呼吸器感染症などの様々な呼吸器疾患に対して、当院で対応可能な診療を行っております。なお、病状に応じて必要時には他の連携病院などにご紹介させていただいております。
田野 龍介(でんの りゅうすけ)
稲荷山武田病院 部長
略歴
- 1983年
- 京都大学医学部卒業、京都大学附属病院
- 1984年
- 財団法人丹後中央病院
- 1986年
- 財団法人倉敷中央病院
- 1989年
- 京都大学大学院入学(外科学専攻)
- 1993年
- ブリガム・アンド・ウィメンズ病院、ハーバード大学医学部
- 1995年
- 大和高田市立病院
- 1999年
- 財団法人田附興風会医学研究所北野病院
- 2006年
- 東山武田病院
- 2008年
- 十条武田リハビリテーション病院
- 2015年~
- 現職
資格
日本外科学会 認定医
日本消化器外科学会 認定医、指導医
日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
厚生労働省 緩和ケア講習会修了
医師からのひとこと
病気と向き合うだけではなく、患者さんのお話をよく拝聴し患者さんの立場に立って考えられるよう心がけています。
森 孝宏(もり たかひろ)
稲荷山武田病院 心療内科センター長
略歴
- 1985年
- 新潟大学医学部卒業 九州大学附属病院
- 1989年
- パリ大学都市国際病院
- 1994年
- 長野県東御市民病院(医長)
- 2004年
- 静岡県藤枝市民病院
- 2004年
- 静岡福祉大学(こころの相談センター長)
- 2011年
- 京都教育大学(教授)
- 2024年~
- 現職 京都教育大学名誉教授
資格
日本医師会認定産業医
公認心理師
臨床心理士
医師からのひとこと
主に九州大学心療内科に入局して学んだリラクセーション、フランス政府給費留学生として学んだパリ心身医学研究所での身心相関の考え方、ロンドン アンナフロイト研究所で研修したメンタライゼーションを生かした心療内科臨床を実践しています。
症状を出す身心相関に全人的に働きかけ身心の健康を回復できるような診療を目指しています。
部門紹介
患者・家族支援部門
社会福祉士
入院前から退院までの相談窓口となっております。
入院前から入院中、退院に至るまで、患者様やご家族におかれましては、様々な不安や心配事があると思います。ご自分たちだけでは悩まず、まずはご相談ください。一緒に考えていきます。必要な情報をお伝えしたり、関係機関と調整させていただきます。
患者様やご家族の意向をお伺いし、大切な時間を有意義に、自分らしく過ごすことができるよう、医療チームとともにサポートさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。
チャプレン
チャプレンとは、(特定の宗教宗派に偏らない)病院付き僧侶のことをいいます。患者家族の「自分らしく、いのちを全うしたい」「愛するひととのときを大切にしたい」をお手伝いします。悩みや悲しみ、失望感、挫折感、懐疑、信仰上の疑問、そして希望や喜びを分かち合いたい、その歩みを共にしたいと願っています。
公認心理師・臨床心理士
大きな病気を経験することで、体だけではなく、こころにも負担がかかります。こころの負担は、病気や治療の不安、気分の落ち込み、イライラ、眠れないなど、様々な形で現れることがあります。当院の公認心理師・臨床心理士は、多職種で連携を図りながら、患者さん、ご家族のこころの負担を和らげるためのサポートを行っています。
「患者・家族相談室」が新しい部屋に移りました
当院では、こころの悩みや不安に寄りそう場として、外来および入院中の患者さん、ご家族を対象に、公認心理師・臨床心理士による相談の窓口を設けています。病院に足を運ぶとき、体のことだけではなく、こころの重さを感じることがあるかもしれません。そんなときに、立ち止まって「話してみようかな」と思える場所があることが大切だと考えています。
このたび、相談窓口が外来や病棟の近くに移動しました。より安心してご利用いただけるよう、これから少しずつ整えてまいります。
ご希望やお気持ちをうかがいながら、柔軟に対応させていただきます。通院中の方は、まず主治医に一度ご相談の上、ご希望をお伝えください。
栄養科
緩和ケアにおいて「食べる」ことは「栄養をとる」だけではなく「喜び」や「楽しみ」にもなります。安心・安全な食事であることはもちろんのこと、患者さん、ご家族に寄り添い「喜び」「楽しみ」につながるお食事を提供出来るよう、栄養科一同日々努めています。
季節感を取り入れた行事食や通常の食事とは別にご希望のある患者さんには麺類・お好み焼き・カレー・ゼリー類・アイスクリームなども提供しております。
薬局
薬局では薬物療法に関する高度な知識、技術、倫理観を備え、患者さんにより質の高い安心・安全・納得の医療を提供するため、医師、看護師をはじめ医療スタッフ等との連携を密にし、医薬品の適正使用の推進、医療安全の確保および薬物療法の適正化に努めています。
また患者さん個々に効果のある疼痛コントロールが行われるよう各種医療用麻薬を採用しております。
リハビリ科
ご本人・ご家族の希望を尊重しながら、個々人の全身状態に合わせ、持っている機能を生活の中で生かせるようにリハビリを実施します。外出や外泊を実施される時はご家族に見学をしていただいたり、直接指導をさせていただく場合もあります。