京都・東山連峰の南端に位置する稲荷山の麓にあります稲荷山武田病院

当院は昭和９年（１９３４年）に設立され、北隣に東福寺、南隣は伏見稲荷大社に守られ、緑が豊かで、季節の花が咲き、閑静な環境の中にあります。平成２４年(２０１２年）より、従来の外来および障害者病棟に加え、緩和ケア病棟が新設されました。また、平成３０年より、がんの患者様への支援・援助の充実を図り、ご自宅でも入院でもサポートさせていただくために、緩和ケア外来（訪問診療を含む）を拡充発展させました。

緩和ケア外来通院中の方、訪問診療をさせていただいている方、当院にての入院加療から自宅へ退院された方、につきましては、夜間・休日でも、入院していただけますように取り図らせていただいています。

もちろん、かかりつけ医として地域で頑張っておられる開業医の先生方からの、ご連絡がありましたら、速やかに入院していただいています。

当院では、医師・薬剤師・看護師・臨床心理士・チャプレンさん・患者相談室の相談員・管理栄養士・放射線技師・作業療法士（リハビリ）・マッサージさん・医療事務の方々が、一つのチームを作っています。

また、入院患者様の口腔ケアも、歯科医師の病棟への訪問診療を充実しています。

これからも、このチームを利用していただき、地域の皆様と緊密な連携を図り、少しでも、お役に立てますように頑張っていきます。

どうか、皆様、有意義で健康な生活を送っていただきますように、当院を利用していただき、ご自愛くださいますように、切にお願い申し上げます。

理念

患者さんの人権・尊厳を守れる、安全で優しい医療・看護・ケアを提供します。

基本方針

1. 地域に開かれた病院として、皆様の目線に立ち、社会の要求に応えられる病院を目指します。
2. 信頼される病院として。皆様一人ひとりの意思を尊重し、安全で医療接遇の行き届いた医療を行うよう努めます。
3. 医療機関との連携を深め、チーム医療を提供します。
4. 働きやすい職場環境を作り、人間性豊かな医療を実践できる医療人を育成します。

平成30年4月1日

• かかりつけ医療機関としての役割について