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近畿心血管治療ジョイントライブ(KCJL)2015が開催されました

2015/04/22 インフォメーション 武田病院

■近畿心血管治療ジョイントライブ2015
 武田病院グループ循環器専門医ら最新医療研修


全国の循環器分野の医師らが、心疾患の血管内治療について最新技術の練磨と情報を学ぶ『近畿心血管治療ジョイントライブ(KCJL)2015』(日本心血管インターベンション治療学会など後援)が、4月16日から3日間にわたって京都市下京区のメルパルク京都で開かれ、武田病院グループの循環器センター専門医、臨床工学士ら10人が熱心な討議に参加しました。

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 2日目の東宝塚さとう病院(兵庫県)と会場を結ぶライブ中継では、KCJLの世話人でもある康生会武田病院循環器センターの木下法之部長が座長を務めました。木下部長は冒頭、コメンテーターの紹介や、手技に当たる東宝塚さとう病院の大辻悟副院長から、術式や患者さんの病態などについて解説を求めました。


 症例は、「70歳男性。高血圧、血栓病変、左心房に75%の狭窄」の患者さんに対するカテーテル治療の中継で、アンギオ(血管撮影)の画像による病態の詳細な治療方針が示され、IVUS(血管内超音波検査)での詳細な血管内の狭窄の状態などが、画像を通して伝えられました。


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 木下部長は、血管内の狭窄の状態や血管壁に付着するプラーク、石灰化病変が激しい患者さんへのアプローチとして、2.5mmの細いカテーテルの使用や、ロータブレーターでの治療との選択肢、ステント留置の位置や注意点など、コメンテーターと術者との意見交換を求めるなど、活発な討議が重ねられました。


 会場ではライブ中継の他、「オペレーターとして成長するために」「次世代OCT(近赤外線画像診断)/IVUSの方向性」など、多方面のセッションや、最新機器や医薬品の展示コーナーも開設され、中村玲雄・武田病院循環器センター医長や小網亮臨床工学士らが、研鑽を深めました。