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京都新聞朝刊 医療のページ 武田総合病院 循環器内科 主任部長 北村 亮治 「カテーテル治療」

2021/02/25 メディア 武田病院グループ

※医師やスタッフの肩書き/氏名は掲載時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。

武田総合病院 循環器内科 主任部長 北村 亮治 「カテーテル治療」

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食事に注意し、毎日運動を

心臓カテーテル治療とは。

カテーテルとは細長い管のことです。主に狭心症や心筋梗塞などに行う治療法で、血管の内側にプラークと呼ばれるコレステロールの塊が蓄積したり、血栓が生じたりして血流が悪くなった所をバルーン(風船)やステント(筒状の金網)で広げ、血流を良くさせます。これまで、術後の再狭窄(きょうさく)が懸念事項でしたが、近年では再狭窄を予防する薬剤がコーティングされた薬剤溶出性ステントを用いることでかなり改善されました。カテーテルも、太ももの付け根から入れることが多かったのですが、近年では肘や手首、親指の付け根など、患者にとって負担やリスクの少ない方法がとられるようになっています。

術後の注意点は。

カテーテル治療をしたからといって完治したわけではありません。あくまで局所治療をしたに過ぎず、再狭窄のリスクもゼロではないため、症状が少し治まったからといって自己判断で薬をやめるのは危険です。何十年かけてできたご自身の体質改善はそう簡単ではありません。術後も定期的な検査が必要で、このためには長い付き合いのできるかかりつけ医をつくることが大切です。喫煙も厳禁です。

日常で気を付けることは。

普段から高血圧や糖尿病、脂質異常、喫煙などの生活習慣病的要素を取り除いた生活を心掛けてください。加齢による動脈硬化は避けられません。狭心症などは初期症状が自覚しにくいため、動くと息切れする状態を「年のせい」と片付けず、健康診断で定期的に自分の体を見つめ直すことも大切です。また、気温の低い時期は循環器の疾患が増えます。心臓がデリケートな方が風邪をこじらせ肺炎になった後、心不全へ発展するというケースもあるので気を付けてください。