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京都新聞週間Iru miru 健康通信 百万遍クリニック 院長 重富 博之 「いつの間にか骨折」

2020/11/27 メディア 武田病院グループ

※医師やスタッフの肩書き/氏名は掲載時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。


整形外科 重富博之部長01_採用.jpg百万遍クリニック 院長 重富 博之 「いつの間にか骨折」

 いつの間にか骨折って?


 

 脊椎の圧迫骨折という病気をご存じでしょうか?高齢の方が自宅で洗濯物を持ち上げたり、漬物石を抱え上げたり、テレビを見ようとして体をひねったり、ちょっとつまずいて足を踏ん張ったりした後から腰痛が現れ、なかなか改善しないので整形外科を受診すると背骨の圧迫骨折ですと診断されることがあります。
 特に朝、起き上がるときの痛みが強く、なかなかスムーズに起き上がれないといわれ、起き上がってしまえばさほどはつらくないといわれる方を多数拝見します。
このように軽微な外傷で背骨が折れるのを「いつの間にか骨折」と言われています。


 どんな症状があるの?


 主に三つの症状があります。一つ目は痛み。そもそも特段の痛みを感じないので「いつの間にか」骨折と言われますが、その後に痛みが出ることもあり、寝返りをうてない、前かがみになるとつらい、などがあります。二つ目は背中が曲がって丸くなってきた、三つ目は1年ぐらいの短期間で身長が2センチ以上低くなる。これらの場合は、背骨の骨折を疑ったほうがよいとされています。
 圧迫骨折の主な原因は骨粗しょう症です。圧迫骨折を起こす人は、もともと骨の強度が低下して骨がもろくなる骨粗しょう症であることが多いといわれています。そのため転んで尻餅をつくなど、背骨に衝撃が加わることで圧迫骨折が起こるのです。
痛みを伴って整形外科を受診して発見されるケースが非常に多く、この場合骨折がかなり進行していることも多々あります。検診で圧迫骨折が見つかるケースもありますが、数としてはまれだといわれています。


 あれ?と思ったら...


 これらの症状にあてはまる、または、気になる症状などがある場合は早めに受診することが大切です。最近では、整形外科だけでなく内科や婦人科などでも骨粗しょう症の診断が受けられますので、かかりつけの医療機関へご相談ください。