ナーシングメッセージ

思いをつなぐ看取り

医師よりT氏の余命宣告を受け、長女さんは看取りを決心され、当訪問看護ステーションを利用されることになりました。
静かな環境での在宅生活が始まりました。T氏のお孫さん夫婦が医療従事者という事もあり、介護の準備やケアなどにおいて家族の思いが随所に感じられました。
T氏は声掛けすると眉間にしわを寄せる反応があり、初回訪問時に「目を閉じてはいるが、耳は聞こえるのだから、好きな曲をかけてみては」と提案してみました。次回の訪問では、長女さんが選曲された癒しの音楽が流れる中、穏やかな表情で時を過ごすことができたのです。
T氏は、梅味の口腔保湿剤を用いることで少し口を動かす反応や、お孫さんの介助で少量のゼリーを食べるなどの変化がありました。お孫さん夫婦から口腔ケア方法を学んだ長女さんは「できるようになりました」と笑顔で仰っていました。義母を看取る時に
「私もお願い!」と母から頼まれたとの事でした。
「適当にしているんですよ!」というのが長女さんの口癖でしたが、最後まで諦めることなく笑顔でT氏の看取りをされました。

宮津訪問看護ステーション
芝山 亜希子

 



たけだ通信116号より(たけだ通信をみる

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