肝斑(かんぱん)
症状 | 頬、目や口の周囲、額に左右対称にあらわれる、茶褐色のモヤモヤとしたシミです。 |
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原因 | 原因は一つでなく、様々なものが考えられています |
治療法 | (1) 当院独自で開発した美白剤の塗布。(ビタミンCクリームなど) ※レーザー治療は一般に効果がなく逆に悪化することがありますので、上記の治療が中心となります。 イオントフォレーシスと内服薬で治療 |
アドバイス | (1)紫外線の予防(UVAもカットできる日焼け止めを選びましょう) ・日焼け止めは年中使いましょう ・日傘や帽子、スカーフなどをうまく利用しましょう (2)機械的刺激を避ける ・クレンジング、洗顔、マッサージなどはできるだけ優しく行いましょう ・メイクアップ等で、パフやブラシできつく擦る習慣はやめましょう (3)ストレスを軽減し、規則正しい生活を送りましょう (4)赤みやかゆみが出るなどの合わない化粧品を使い続けないようにしましょう |
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
症状 | 顔面、特に頬に生じる褐色〜黒褐色の平らな色素斑です。周りの皮膚との境界ははっきりしています。「老人性」という言葉がついていますが、早い人で10代後半から出現します。個人差はありますが、加齢に伴って増加する傾向があります。 |
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原因 | (1) 紫外線 |
治療法 | (1) レーザー治療(下記と組み合わせるとより効果的です。) レーザーを1回照射後、イオントフォレーシスと内服薬で治療 |
アドバイス | 紫外線の予防 ・ 日焼け止めは年中使いましょう。 ・ 日傘や帽子、スカーフなどをうまく利用しましょう。 |
レーザー機器 |
Q スイッチNd:YAG( ヤグ) レーザー MedLite C6 The Ruby Z1 elos Plus(フォトRF) |
色素沈着(しきそちんちゃく)・外傷性色素沈着・くすみ
症状 | さまざまな刺激が原因となって、その部分のメラニン細胞の働きが一時的に活発になったもので、通常時間と共に薄くなっていきます。刺激が繰り返されると、色素の増えた状態が安定化し、いわゆる「しみ」に変化していきます。 |
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原因 | 強い紫外線による日焼け、にきびやかぶれ、皮膚炎、不適切なスキンケア、肌に合わない化粧品、マッサージのしすぎ、やけど、けがなど一時的な刺激に対する、皮膚の「防衛反応」です。 |
治療法 | (1) 原因となる刺激を避けることができれば、数ヶ月の経過で徐々に薄く、目立たなくなっていきます。代表的な例が、夏の日焼けです。刺激が原因の場合、レーザー治療は新たに刺激を加えることになるので、おすすめできません。 |
アドバイス | さまざまな刺激が重なることで、できてしまった色素沈着が安定化して「しみ」に変化しますので、日焼け止めなどを使って紫外線を防止することが大切です。 洗顔の際のこすりすぎやマッサージ、メイクなどが原因になっていることもありますので、正しい方法を身につけてください。 色素沈着のあるところは、汚れているように見えてしまうため、洗顔の際に必要以上にこすってしまいがちです。隠そうとして塗り重ねたメイクが原因になっていることもあります。 お気軽に洗顔法など相談してください。 |
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