頭痛外来

概要

頭痛は大きく分けて、一次性と二次性に分類されます。
一次性頭痛は片頭痛、緊張型頭痛や群発頭痛に代表され、二次性頭痛は髄膜炎やくも膜下出血など、基礎疾患が存在しそれにより発症する頭痛です。

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片頭痛とは

一次性頭痛の代表格が片頭痛です。こめかみから目のあたり、あるいは首筋あたりがズキズキと脈打つように痛むことが多いです。締め付けられる感じ、重い感じなどと人によっては痛み方もさまざまです。吐き気・嘔吐や、光・音・臭い過敏なども伴うことがあります。通常、痛みは強く、日常生活に支障をきたすことが多いです。痛み止めを服用しても効かず、寝込んでしまう重度の頭痛も珍しくありません。

片頭痛患者さんには時に前兆を伴う方がおられます。前兆は、頭痛の前に視野が欠ける、ギザギザした光が見える閃輝暗点(せんきあんてん)などの症状があります。これらが4分~60分間程度持続した後に頭痛が出現し、視野欠損や閃輝暗点などの前兆は頭痛が始まる前に消失します。閃輝暗点を自覚され、まず眼科を受診される方がおられますが、閃輝暗点は眼の異常で起こるわけでは無いので、眼科での検査には異常は認められません。そして、脳神経内科を受診するよう薦められ、お見えになります。

片頭痛発作による日常生活の支障が大きい場合、予防療法の導入を行います。現在、予防には内服薬や注射剤(抗CGRP抗体薬)などの選択肢があります。

子どもの片頭痛

あまり知られていませんが、子どもにも片頭痛は存在します。
子どもたちは上手く自身の頭痛を表現できないため、周りの大人たちに理解してもらえず、ただ機嫌が悪いだけと勘違いされたりします。子どもの片頭痛発作は比較的短時間で治ることが特徴で、発作後は元気よく走り回ったりしますから、さぼり病と誤解されてしまったりします。
学校の先生方にも、しっかり理解してもらっておくことが重要です。

群発頭痛

最近では、群発頭痛が広く知られるようになってきました。
片側の眼球をえぐられるような激しい痛みや金槌で叩かれたような頭痛に、眼の充血や鼻汁を伴ったりする特徴的な頭痛発作が、同じような時間帯に発症します。発作は群発して起こるので、群発頭痛と呼ばれます。

このように頭痛は重症度も誘因もさまざまです。必要に迫られ、鎮痛剤を頻回に服用されている方もおられるでしょう。また頭痛で朝が起きられず、通学に支障をきたしているお子さんもおられるかもしれません。
お困りの方は、一度、頭痛外来の受診をお勧めします。

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神吉 理枝

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