筋電図外来
概要

当院内の脳神経内科などの診療科や近隣かかりつけ医の先生方からの紹介で神経筋外来を実施しています。
針筋電図、神経伝導検査、体性感覚誘発電位(SEP)などの電気生理学的検査法を駆使して、手足のしびれ感・感覚鈍磨・運動麻痺・筋力低下・筋萎縮などの症状を呈する脊髄・末梢神経・筋疾患を診断します。
外来診療表
診療方針・内容
針筋電図は筋肉の疾患か末梢神経の疾患かを鑑別し、障害の部位や程度を判断します。
筋萎縮症かミオパチーかの鑑別には必須です。神経伝導速度は手足の末梢神経障害(運動神経・知覚神経)の有無、程度、部位を判定します。手根管症候群などの神経圧迫による末梢神経障害・糖尿病などによる末梢神経障害やギランバレー症候群の診断に有用です。体性感覚誘発電位(SEP)は脊髄症などの診断に有用です。筋萎縮性側索硬化症(ALS)の診断には筋電図(EMG)は欠かせません。
非常勤医師紹介
浅沼 光太郎
- 柳馬場武田クリニック 所長
- 日本臨床神経生理学会認定医(筋電図・神経伝導部門)