臨床工学科

スタッフ概要

30名(臨床工学技士:29名、透析室クラーク:1名)

認定資格

体外循環技術認定士 3名
透析技術認定士 4名
3学会合同呼吸療法認定士 3名
心・血管インターベンション技師(ITE) 2名
臨床ME専門認定士 2名
日本救急医学会認定ICLS/BLSコースインストラクター 2名
医療機器情報コミュニテータ(MDIC) 1名

2025年7月現在

所属学会

  • 日本体外循環技術学会
  • 日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)
  • 日本医療機器学会
  • 日本人工臓器学会

学会発表

  • 日本臨床工学会
  • 日本透析医学会
  • 日本体外循環技術医学会
  • カテーテルアブレーション関連大会
  • 日本心血管インターベンション治療学会

業務内容

  • 心臓カテーテル検査・治療業務

    心臓カテーテル検査・治療業務

    心臓カテーテル室では、医師・看護師・放射線技師と連携したチームのもと、臨床工学技士が生体情報のモニタリングや血管内イメージング機器、各種治療機器の操作を担い、安全で円滑な診療環境を支えています。
    24時間365日、緊急症例に対応し、補助循環装置や人工呼吸器などの生命維持管理装置の操作にも携わるなど、急変時には迅速な対応で重要な役割を果たしています。また、清潔アシスタントとして術野に入り、治療がスムーズに進むよう支援することで、質の高い医療を支える欠かせない存在となっています。

    心血管カテーテル件数 738件
    内 冠動脈インターベンション 362件
    内 緊急治療件数(急性心筋梗塞等) 61件
    • 心臓カテーテル検査室(2室)
    • 2024年度
  • 不整脈治療業務

    不整脈治療業務

    当院では不整脈治療(カテーテルアブレーション)に力を入れていれており、常に最新の機器を導入することで、より安全で効果的な治療を提供しています。こうした高度な医療機器を適切に活用するうえで、臨床工学技士は欠かせない存在です。治療では、心内心電図の解析や3Dマッピングによって電気的興奮の伝導を可視化し、医師とコミュニケーションを取りながら、最適な治療の選択とスムーズな進行を支えています。また、当院はカテーテルアブレーションの症例数が多く、日々の業務の中で豊富な経験を積み、行動な技術と判断力を磨ける環境が整っています。

    不整脈に対するアブレーション ※ 356件
    パルスフィールドアブレーション
    (2024年10月より開始)
    137件(2025年5月現在)

    2024年度

  • 人工心肺業務

    人工心肺業務

    心臓血管外科の手術では、心臓を一時的に停止させて行う手術があり、その際には人工心肺装置が心臓と肺の機能を代行します。臨床工学技士は、この人工心肺装置の操作をつうじて、患者さんのいのちをつなぐ役割を担っています。
    手術前にはカンファレンスを行い、術中も心臓血管外科医、麻酔科医、看護師と密にコミュニケーションを取りながら、チーム一丸となって安全で質の高い手術の提供に取り組んでいます。
    また、365日、いついかなる時でも手術に対応できるよう、万全の体制を整えています。

    人工心肺症例 48件
    • 人工心肺装置(1台)
    • 2024年度
  • CIEDs管理業務

    CIEDs管理業務

    当院では臨床工学技士がペースメーカ等の植込み型心臓電気的デバイス(CIEDs)の管理に一貫して関わっています。デバイスの植え込み手術から、日常生活に関する説明、定期的なフォローアップまで、継続的に患者さまをサポートしています。
    すべてのCIEDs機種および全メーカーに対応しており、休日や夜間の緊急時にもCIEDsチェックを行える体制を整えています。また、遠隔モニタリングも積極的に導入しており、異常の早期発見や来院負担の軽減に役立てています。

    CIEDs植込み・交換 132件
    ペースメーカ交換 31件
    両室ペーシング(CRTP/CRTD) 13件
    植込型除細動器新規植込 11件
    植込型除細動器交換 4件
    フォローアップ患者数(件数/月) 約580名(300件/月)
    内 遠隔モニタリング 実施患者(件数/月) 約220名(140件/月)
    • 月1回ペースメーカ外来
    • 2024年度
  • 血液浄化業務(急性期・慢性期・特殊)

    血液浄化業務(急性期・慢性期・特殊)

    血液浄化では、血液透析およびオンラインHDF(血液濾過透析)を実施し、患者さま一人ひとりに最適な治療を提供しています。血管エコーを用いたバスキュラーアクセス管理により、透析治療の安全性と効率性を高めています。
    透析中の運動療法にも積極的に関わり、患者さまのADLの向上のサポートをしています。また、集中治療室や病棟の個室における透析治療も可能で、院内のニーズに柔軟に対応しています。
    さらに、様々な特殊血液療法にも随時対応できる体制を整えており、急性期から慢性期まで患者さまの健康と生活を支えています。

    血液透析室 17症(最大受入患者数:34人/日)
    外来維持透析 月・水・金 2クール
    火・木・土 2クール
    送迎サービス有り
    入院透析 随時対応
    血漿交換療法 20件
    吸着式血液浄化療法 11件
    腹水濾過濃縮 3件
    持続的血液濾過透析(CHDF) 3件

    2024年度

  • 手術室業務

    手術室業務

    毎日使用する麻酔器の始業点検をはじめ、電気メス・自己血回収装置・内視鏡システム等の手術室関連機器の保守点検管理を行っています。

  • ME機器管理業務

    ME機器管理業務

    輸液/シリンジポンプなど様々な医療機器の中央管理・保守点検を行っています。機器の貸出・返却や在庫管理については、機器管理システムを使用し機器の点検・メンテナンス・使用状況等を正確に把握・運用を行っています。日々の院内ラウンドで使用している機器の正常動作等をチェックしています。

    シリンジポンプ 約90台
    輸液ポンプ 約110台
    酸素飽和度計 約25台
    除細動器(AED含む)
    体外式ペースメーカ
    セントラルモニター など
    (100種類以上)
    約1500台管理

院内活動

臨床工学科は当直体制をとっており、夜間・深夜帯でも日勤帯同様の対応ができるよう努めています。

  • 臨床工学科主催勉強会開催(新規導入医療機器操作方法など)
  • 水曜日の始業開始時間に10〜15分程度のミニレクチャーを実施(自己研鑽、人に伝える力の向上)

スタッフ教育

臨床工学科全体での取組みとして、循環・代謝・呼吸・機器管理の各部門をローテーションで教育しています。その後は、専門性を極めプロフェッショナルな臨床工学技士を目指しています。

診療時間

午前

9:0012:30

受付時間 8:00~12:00

午後

14:0016:00

受付時間 13:00~16:00

休診

日曜・祝日・
年末年始(12/30~1/3)

※急患は24時間受付

※診療科によって異なります。診療担当表をご参照下さい。

外来診療表

診療予約

075-361-1360

受付時間 9:00~17:00(日・祝日除く)

診療予約のご案内

救急外来の連絡先

急に具合が悪くなった方、すぐに診てほしい方はこちらからご連絡ください

075-361-1351

急患は24時間受付
(内科・外科・循環器内科・脳神経外科・小児科[小児輪番時のみ])

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