CT検査
実施日
月曜日〜土曜日 9:00〜16:00
CT造影検査の注意点
- 腎機能(クレアチニン値)の確認をお願いしています。
- 喘息(治療中・治療経験あり)や、過去のCT造影検査においてアレルギーがあった方の造影検査はお断りさせていただく場合があります。
- 造影検査のご依頼については、確認事項が多くご面倒をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
禁忌
妊娠されている方(妊娠の可能性のある方)
検査予約方法について
CT検査前処置について
検査名 | 前処置 | 備考 | |
---|---|---|---|
単純 | 腹部 | 予約時間4時間前から絶食 | 水・お茶・スポーツドリンクは積極的に摂ってください |
骨盤 | 予約時間2時間前から蓄尿 | ||
造影 | 全般 | 予約時間4時間前から絶食 | |
骨盤 | 予約時間4時間前から絶食 予約時間2時間前から蓄尿 |
検査費用の目安(3割負担)
- 単純検査:約6,000円
- 造影検査:約11,000円
費用は保険や諸条件により変動します。詳しくはお問い合わせください。
特徴

当院はキヤノン製「Aquilion ONE」320列検出器CT装置を使用しています。検出器を320列に多列化することで、多量の情報を短時間に得ることができます。
これは、患者さんに息を止めていただく負担を軽減できます。造影検査においては造影剤量の削減も可能となり、さらに放射線被ばくも格段に減少します。
収集した精密な画像は再構築(コンピュータ処理)することで多方向の断面や3D(立体画像)表示が可能となり、小さな病変をも見付けられるようになりました。
造影剤を用いた検査では、腫瘍などの血流の豊富さや、他の臓器、組織や血管などとの関係が良くわかり、腫瘍の良性悪性の診断や、腫瘍の進展範囲をより正確に診断することができるようになりました。
その他CT検査について
冠動脈CT検査
心臓には冠動脈(かんどうみゃく)と呼ばれる、心臓を栄養する血管が流れています。この血管は動脈硬化などにより狭くなったり詰まったりすることで、狭心症や心筋梗塞を引き起こす原因となります。
冠動脈の状態を調べるには、カテーテルと呼ばれる管を腕や足の動脈から心臓まで挿入し、検査をする方法があります。カテーテル検査は、異常があればその状態からの治療を行うことができますが、入院していただいての検査となります。検査は外来にて320列CTを使用し、心臓を撮影します。通常のカテーテル検査と同様に冠動脈を描出し、状態を観察することが可能です。
心拍数の高い方(心臓の動きが早い)は、心拍数を下げるお薬(β遮断薬)を使用して撮影を行う場合があります。
撮影時は息止めが重要です。撮影中に息をしっかり止めて動かないようにしてください。
検査は、コンピュータ解析が必要です。検査結果は次回の診察時に主治医からご説明いたします。