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滋賀医科大学卒業・山田 凌雅先生 インタビュー

本日は滋賀医科大学をご卒業後、当院で2年間の臨床研修を終えられ、2026年度より当院の麻酔科にて専門研修を開始される山田 凌雅先生にインタビューを行いたいと思います。


——まず山田先生、当院を臨床研修先に選んだ理由は何ですか?

はい。僕はもともと京都出身で、京都で研修したいなという気持ちがありました。武田総合病院は小さい時から知っていた病院でもありますし、実際に見学に来てみて、臨床の基礎となるようなことをしっかり教えていただけますし、雰囲気がすごく良くて、上級医の先生にも相談しやすい環境だなと思って最終的にこちらを選ばせていただきました。

——雰囲気が良かったということですけど、実際先生が研修されてみて、感想はどうでしたか?

そうですね。やっぱり最初は些細なこともわからないことだらけだったんですけども、どの科の指導医の先生も小さなことでも聞けば何でも教えてくれたので安心して研修が始められました。不安だった当直も一人になることはなく、指導医の先生がしっかりついてバックアップしてくれているということも聞いていましたし、実際にそういう環境で働けたので、良かったなと思っております。

——ありがとうございます。先生は大学時代、専門研修は何を志望していましたか?

今の麻酔科を第一には考えていたのですが、全身管理ができたり手術期にも興味があったので、まずは麻酔科を。ただ、循環器内科などにも少し興味はありました。

——では、先生は初志貫徹でそのまま麻酔科の専門研修に進まれましたけど、初期研修(臨床研修)の時の麻酔科ではどういうことができて、どういうところが興味深かったですか?

ポリクリ(臨床実習)で見て回るのと、実際にやってみるのとでは大きな違いがありました。実際には手技が結構多くて、その手技も丁寧に教えてもらえますし、やってみて楽しいなという気持ちもありました。特に麻酔維持などは、学生時代はあまり深く勉強する機会もなかったので、実際にやってみて呼吸器の管理であったり、全身管理をする難しさと奥深さがすごく面白いなと思って、ますます(麻酔科へ)進みたいと思いました。

——麻酔科に行くと手技もさせてもらえると思うんですけど、どんなことをさせてもらいましたか?

「麻酔科に残る」と話してからは、特に簡単なオペ以外でも、呼吸器外科や心臓血管外科のような侵襲の高いオペにも入らせてもらったことがあります。分かりやすいところだとAライン(動脈留置針)を取ったり、そういった手技も積極的に研修医の頃からさせてもらいました。ある程度慣れてくると、維持の時間は(もちろん呼べば先生はすぐに来てくださいますが)一人で頑張ってみたりと、実践的に学ばせてもらったかなと思います。

——ありがとうございます。先生は循環器も考えていたということで、循環器の研修はどうだったか教えてもらえますか?

心臓に興味があったので。ここの循環器内科は1年目の4月の最初に回ったのですが、本当に右も左もわからない状態からでした。カテーテルを中心にどんどんさせてもらえる感じで、最初は見学だけでしたが、4月の時点でも指導医の先生がつきながら、実際に患者さんの血管に触らせてもらって、カテーテルを入れて造影するところまで先生の補助ありきでやらせてもらいました。実際に経験させてもらうことが多かったので、そこはすごく良かった点かなと思います。

——ありがとうございます。当院の麻酔科は専門研修プログラムを1名定員で持っていますし、毎年研修プログラムに参加される先生がこれで3年連続ということで、大変人気の研修先となっていますね。さて、研修中に何か強く思い出に残った症例などはありますか?

総合診療科では患者さんの数も多く持ち、一番深く患者さんと関わるローテーションだったなと思います。一般病棟に入院していた方が急に敗血症性ショックになったり、急変してICUでの急性期管理が必要になる症例をいくつか経験しました。指導医の先生と一緒にですが、そういった急性期管理を複数経験できたのは、非常に印象に残っています。

——私と一緒に担当した狭心症の方などもそうですね。研修医の先生にもICU管理などに積極的に携わってもらっているので、しっかりできるようになってもらえたら嬉しいです。それでは、学会発表などはどうでしたか?

総合診療科を回っている時に、前立腺の症状から判明したIgG4関連疾患という珍しい症例を経験させてもらいました。その症例で学会発表もさせてもらいまして、診断がつくまでの過程も含め、初めての経験ですごく緊張しましたが、長い期間先生方と打ち合わせして準備した結果、幸いにも優秀な賞に恵まれました。先生のサポートのおかげですが、すごく良い思い出です。

——近畿地方会で「研修医優秀賞」、京都府医学会の研修医の部で第2位かな。素晴らしいですね。本当にお疲れ様でした。さて、当直や日直はどうですか? 忙しさは?

忙しい時はついていくのに必死な時もありましたが、やっぱりうちの病院は「先生がいつもいてくれる」というのが大きいです。一人きりにされることはありません。慣れてくると、僕は麻酔科志望なので気管挿管をしたいと思っていたのですが、重症の患者さんが来た時に指導医の許可を取って「やりたい」と言えばさせてもらえる症例もありました。自分から積極的に行けば、その分やらせてもらえる環境だと思いました。

——働き方改革についても聞かせてください。残業時間や忙しさなど、働き方的にはどうでしたか?

当直の翌日に休みをもらえたりするので、研修医はだいぶ恵まれているのかなと思います。もっとやりたいと思えば相談に乗ってもらえますし、休みつつ勉強もできる良い環境です。

——1年目の先生は当直でも平均4時間くらいは寝られている印象ですが、2年目はもう少し忙しいですかね?

細切れに起こされることが多いので、合計すれば同じくらいかもしれませんが、接する患者数も多く、細切れ睡眠になる分、2年目の方が少し大変かなとは思います。

——その分、明けはタイムシフトで勤務するようになっていますね。1年目も2年目も、当直明けは9時から帰っていいことになっていますが、実際に帰れましたか?

持ち患者さんがいると、朝に検査結果のチェックや指導医への報告はしっかりしますが、それが終われば午前中に帰ることは十分可能でした。

——働き方改革もしっかり対応していますので、無理なく研修できたようで良かったです。最後に、当院での研修を考えている学生さんに向けて、アピールポイントやアドバイスをお願いします。

実際に僕も2年間研修してみて、指導体制を含めて環境が良いなと思ったので、そのまま専攻医としても残ることに決めました。研修した身として、本当に良い病院だと思っています。口で言うだけでは伝わりきらないので、ぜひ一度見学に来ていただいて、先生方と研修医の関係性などを実際に見てもらえたら嬉しいです。勉強は大変だと思いますが、色々な病院を見て自分に合う場所を見つけてください。国家試験の勉強と臨床は違う部分も多くて戸惑うこともあるかもしれませんが、まずは今の勉強を頑張ってください。ぜひ、うちに見学に来てください!

——山田先生、ありがとうございました。引き続き、専門研修プログラムでも頑張ってください。

ありがとうございました。

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