令和7年12月22日(月)、当院にて「研究論文・功績・改善表彰式」を執り行いました。
武田優秀研究論文褒賞
泌尿器科 小寺澤 成紀
「寝たきりの患者さんの尿路結石に対する尿管鏡手術は安全で効果的である」という研究で受賞。これまで治療が難しいとされてきた寝たきりの患者さんでも、尿管鏡という細いカメラを使った手術が安全に行え、良い結果が得られることを示しました。

武田研究賞
脳神経外科 頭蓋底・脊椎外科部長 横山 邦生
「新しい骨粗鬆症による背骨の骨折が、体のバランスにどう影響するか」という研究で受賞。骨粗鬆症で背骨が折れると体のバランスが悪くなり、転びやすくなったりして、生活の質が下がってしまいます。高齢者の骨粗鬆症に対して、早く治療を始めることの大切さを改めて教えてくれる、とても重要なものです。

功績表彰
長年の貢献に加え、学会での演題発表などを通じて当院の医療の発展に寄与した看護部3名、疾病予防センター1名、患者サポートセンター1名が表彰されました。

改善表彰
日々の業務をより良くするために、積極的に工夫や改善を行った看護部8名、患者サポートセンター2名の計10名が表彰されました。

今回の表彰は、職員一人ひとりの努力が実を結んだ証であり、当院が患者さんに、より質の高い医療を提供していくための大切な一歩です。
当院は、これからも職員の研究や改善への意欲を大切にし、積極的に応援していきます。そして、地域の皆さんの健康に貢献できるよう、さらに努力してまいります。