令和7年10月8日(水)に京都市消防活動総合センターで開催された「令和7年度 伏見自衛消防訓練大会」に、当院の自衛消防隊が屋内消火栓操法訓練に参加しました。
屋内消火栓操法訓練では、消火栓ボックスの中に収納されている直径4センチ、長さ15メートルのホース2本を、指揮者以下3名の隊員が連携して迅速に延長し放水します。この屋内消火栓は、広い範囲を放水することができ、放水量も1分間に130リットルと多いため、消火能力が高い消防用設備です。
この訓練は、万が一の火災発生時に迅速かつ的確な初期消火活動が行えるよう、日頃の訓練の成果を発揮する場です。隊員たちは、この設備を使いこなし、火元に見立てた標的に向かって正確に放水し、初期消火の重要性を再認識しました。
訓練の最後には、参加チームに「竿頭綬(かんとうじゅ)」が授与されました。これは、訓練に真摯に取り組み、その成果が認められた証です。
当院では、患者さんが安心して療養できる環境を提供するため、火災予防や防災対策に積極的に取り組んでいます。今回の訓練で得た経験と知識を活かし、今後もより一層、安全な病院づくりに努めてまいります。