武田病院グループ一覧
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臨床工学科

臨床工学科のご紹介

臨床工学技士は生命維持管理装置など医療機器の操作、及び保守点検を行う医療機器のスペシャリストです。医療機器の安全確保と有効性維持の担い手としてチーム医療に貢献しています。

当院に臨床工学科が組織されたのは1992年で、養成校を卒業した新卒の臨床工学技士2名からのスタートでした。それが2018年現在では34名の大所帯となり、医療機器管理を中心に多岐にわたり業務を行っています。業務は武田病院グループの中でも一番広範囲に及ぶため、MEセンター・血液浄化・手術室に部門を分けて役割を分担しています。これらの部門は当直制や待機制をとり、連携して24時間365日の対応を可能にしています。

認定資格取得

臨床ME専門認定士2名透析技術認定士9名
3学会合同呼吸療法認定士5名体外循環技術認定士2名
心血管インターベンション技師1名消化器内視鏡技師7名
不整脈治療専門臨床工学技士3名呼吸治療専門臨床工学技士1名
看護師1名 臨床検査技師3名
循環器専門ナース1名インターベンションエキスパートナース1名
ホスピタルエンジニア2名第二種電気工事士3名

医療機器管理業務

医療機器を適正に管理するためデータベースを構築し、医療機器の基本情報と点検・修理情報を記録しています。このデータベースを基に生命維持管理装置だけでなく、院内の医療機器を購入から廃棄まで一元的に管理しています。定期点検の時期になればデータベース上に対象となる医療機器名が、リストアップされる仕組みとしているため適切な定期点検が実施できています。医療機器メーカー主催のメンテナンス講習を積極的に受講し、メーカー指導のもと機器の部品交換も行っています。また、医療機器を安全に使用するため全職員対象の「医療機器安全講習会」を定期的に開催し、新しく導入された医療機器の安全使用のための講習会を複数回開催しています。 また、医療機器だけでなく医療ガス設備・電気設備に関しても、施設管理部と連携して安全管理に取り組んでいます。

医療機器管理業務

MEセンター

医療機器管理業務のほかに生命維持管理装置の導入介助や設定などの対応を行っています。また、心臓カテーテル・心臓植込みデバイス・内視鏡に対して検査/治療の介助を業務としています。

MEセンター

心臓カテーテル業務

虚血性心疾患に対する冠動脈造影検査(年間約650例)と経皮的冠動脈形成術(年間約350例)、末梢動脈疾患に対する経皮的血管拡張術(年間約80例)、頻脈性不整脈に対してのカテーテルアブレーション治療(年間約130例)に対応しています。

虚血性心疾患に対しての検査や治療では、血管内超音波(IVUS)や光干渉断層法(OCT)の装置をはじめ冠血流予備量比(FFR)測定装置、ポリグラフ装置の操作。重症症例には、高速回転式アテレクトミー(Rotablator)、大動脈内バルーンパンピング(IABP)、経皮的心肺補助装置(PCPS)にも対応しています。

カテーテルアブレーション治療では、心臓電気生理学的検査(EPS)装置・心臓電気刺激装置や三次元マッピングシステム、高周波心筋焼却装置・冷凍焼灼装置などの機器の操作及び心内心電図の解析を行っています。

心臓カテーテル業務

心臓カテーテル業務

心臓植込みデバイス業務

ペースメーカ・ICD・CRT-P・CRT-Dなどの移植/交換術(年間約70例)と外来での心臓植込みデバイスチェック(年間約1600件)に対応しています。全機種対応できるようプログラマを常備しており、植込み患者さんの安全の確保と医師と相談し常に最適な設定となるよう努めています。また、植込み患者さんには電磁干渉など日常生活における注意点の説明も行っています。

心臓植込みデバイス業務

内視鏡業務

消化器内視鏡検査では、上部消化管内視鏡検査(年間約3000例)と下部消化管内視鏡検査(年間約1000例)や、年間約60例の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、年間約150例の内視鏡的胆管膵管造影(ERCP)などに対応しています。内視鏡や電気メスなどの医療機器の管理だけでなく、内視鏡の洗浄管理や検査及び治療の介助を行っています。 また、2018年4月より呼吸器(気管支)内視鏡検査の対応を始め装置の操作と検査の介助に対応しています。

内視鏡業務

呼吸治療業務

医療機器管理業務の一つとして人工呼吸器の使用中動作点検を1日2回行う以外に、医師・看護師など多種職で連携した呼吸ケアチーム(RCT)としての活動を行っています。また、睡眠時無呼吸症候群に対する治療法であるCPAP療法の装置の導入と患者さんへの説明や、治療データ解析を行っています。

集中治療 救急業務

集中治療室(ICU/CCU)では人工呼吸器、血液浄化装置、大動脈内バルーンパンピング(IABP)、経皮的心肺補助装置(PCPS)などを中心に医療機器の安全な使用環境を提供しています。救急では、心肺停止症例に対して心肺蘇生法(CPR)、自動心臓マッサージシステムの装着と操作、人工呼吸器の操作など積極的に介入しています。また、救急医学会認定の蘇生コースを定期的に開催し、心肺蘇生の技術研磨と知識の向上に努めいています。

集中治療 救急業務

血液浄化

透析室10床と併設する西館透析クリニック34床で、年間約15000例の血液透析療法と年間約190例のLDL吸着療法を中心に穿刺から終了までの業務を看護師と協力して対応しています。また、集中治療室で行われる持続的血液浄化療法を代表とする急性血液浄化療法や重症症例に対する血液透析療法、そして血液成分分離装置を用いた末梢血幹細胞採取にも対応しています。血液浄化機器の保守点検はもちろん透析液清浄化ガイドラインに準じて透析液の清浄化にも取り組んでいます。また、内シャントのトラブルを早期に発見できるように超音波検査装置を用いてモニタリングを行いシャントマップの作成に貢献しています。

血液浄化

手術室

主に手術室で使用される医療機器保守管理を担い、麻酔器・電気メスなどの保守点検や手術ごとに必要な医療機器を準備するマネージメントを行い、機器の操作をしています。心臓血管外科が行う人工心肺装置使用症例やステントグラフト留置術、自己血回収装置や脳神経外科が行うナビゲーションシステム使用症例や脳血管内治療/検査の対応を行い、すべての手術が安全かつ円滑に遂行されるよう努めています。

手術室

これまでのあゆみ

1992年臨床工学科 設立 臨床検査科科長が臨床工学科科長を併任。養成校卒業者2名採用され、主に20床の透析室の業務を中心に血液浄化を担う。
1994年臨床検査科より臨床工学技士免許所有者2名配置。人工呼吸器などの医療機器の保守点検業務を本格的に開始。血液浄化・心臓カテーテル・人工心肺の業務に待機制をとり緊急対応を含めて担う。
1995年MEセンターの前身となる部屋を構える。
1996年手術室に臨床工学技士を配置する。
1997年消化器内視鏡業務の対応を開始する。 
2001年専従の臨床工学科科長が誕生。独立部門となる。
2002年西館透析クリニック34床・本院透析室10床・MEセンター・ペースメーカチェック室・消化器センターが開設 医療機器の中央管理化を開始する。
2003年経皮的椎体形成術(セメント治療)の対応を開始する。
2004年当直制を開始。24時間の対応が可能となる。また、医療従事者のための蘇生トレーニング(ICLS/BLS)を開始。その事務局を担う。
2005年消化器内視鏡の緊急対応を開始する。
2008年抹消血幹細胞採取の対応を開始する。
2009年睡眠時無呼吸(SAS)外来開設 CPAP療法の対応を開始する。
2011年不整脈カテーテルアブレーション治療がDSA室で行われることに対応を開始する。 
2012年脳神経外科が導入した「ナビゲーションシステム」の対応を開始する。
2014年心臓血管外科のステントグラフト留置術の対応を開始する。
2016年不整脈科が導入した冷凍焼却(クライオ)装置の対応を開始する。
2018年呼吸器内視鏡(気管支鏡)の対応を開始する。
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