リハビリセンター
概要
当センターは、患者さんに安心で満足度の高いリハビリテーションを提供しております。
診療方針
リハビリセンターは個別的かつ具体的なリハビリテーション目標を立て、可能な限り早期に自己管理能力を獲得し、個々の環境に適合して頂けることを目的とし各種療法を実施します。
目的
患者さんが「おひとりでできることを一つでも増やせるよう、かつそれが日常生活の中で活かせる様に」を目標とし、諸機能の回復・維持、残存能力を活かした患者主体の生活の獲得を目指しています。
特徴
当センターは一般内科系疾患から脳血管・運動器・呼吸器・循環器・がん疾患に至るまで、多様な患者さんに対応しています。全身状態を配慮しながら、今何を提供すべきか、何が提供できるかを考え、必要なものを必要なだけ確実に提供できるよう日々実践しています。
一日でも早く入院前の状態に近づけるよう、回復に対して可能な限り阻害因子を出さないよう心がけ、少しでも良い状態で退院、転院していただけるように努めております。
施設基準
【疾患別リハビリテーション】
- 脳血管疾患リハビリテーションⅠ
- 運動器疾患リハビリテーションⅠ
- 呼吸器疾患リハビリテーションⅠ
- 心大血管疾患リハビリテーションⅠ
- 廃用症候群リハビリテーション
- がん患者リハビリテーション
スタッフ紹介
PT(理学療法士) | 27名 |
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OT(作業療法士) | 14名 |
ST(言語聴覚士) | 5名 |
各療法紹介
【理学療法】
理学療法士(PT)は、病気や事故などで身体に障害や不自由さを抱える人や、身体機能が衰えた高齢者などに対しリハビリテーションを行い、運動能力の回復をサポートしています。身体の構造を熟知したうえで、患者さん一人ひとりの状態に合わせて適切なプログラムを計画します。疾患別に専門的な手法を取り入れながら効果的に身体の機能を引き出したり回復させたりする事を目指しています。
【作業療法】
作業療法士(OT)は指を動かす、食事をする、入浴をするなど日常生活に関わる細かな動作の機能回復をサポートしています。仕事、趣味、遊びなど自分らしい日常生活を送っていただくため、患者さんの趣味、嗜好を考慮しながら手芸や作業などを通して、応用動作ができるように支援しています。また、機能回復に加えて、社会に適応して頂く為のサポートまで行い、患者さんが生き生きと生活していけるよう精神面(こころ)のサポートまで行う役割を担っています。
【言語療法】
言語聴覚士(ST)は生まれつきの障害や脳機能の障害により、話す事や聞く事に不自由のある人に対して、文字や絵カードを使って言葉を引き出したり、呼吸や発音の練習、唇や舌、口の体操などの訓練を行っています。またコミュニケーションの問題だけでなく、食べ物が上手く飲み込めない「嚥下障害」を抱えた人に対して、食事形態の調節や嚥下訓練などを行っています。これらのリハビリを実施する事で、患者さん自身の自立や社会復帰をサポートしています。
当院リハビリセンター 対象患者実績
※リハビリセンター・疾病予防センター合算での比率となります。(2022年度実績)