麻酔科
概要
現代の医療において手術治療はなくてはならないものとなっています。薬では治らなくても手術によって健康を取り戻すことが可能な病気やけががたくさんあります。技術の発達により脳や心臓を含め全身ほぼすべての臓器の手術が可能となり、手術の方法も日々新しくなってきています。しかしこの優れた手術治療もそもそも麻酔がなければ行うことが出来ません。麻酔は現代医療の根底を支える重要な医療技術と言えます。麻酔はただ単に手術が受けられるようにするだけではなく、手術という侵襲から患者さんを守るという重要な役割も担っています。
診療方針
本院で手術を受けられる患者さんに安全で質の高い手術環境を提供することを基本方針としています。
診療体制
診療実績
2019年4月から2020年3月
全手術件数 | 3,504件(緊急手術448件を含む) |
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麻酔科管理件数 | 2,241件(緊急手術297件を含む) |
各科別麻酔科管理症例数
外科 | 703件 |
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整形外科 | 412件 |
泌尿器科 | 367件 |
脳神経外科 | 240件 |
歯科口腔外科 | 116件 |
心臓血管外科 | 102件 |
呼吸器外科 | 100件 |
産婦人科 | 94件 |
耳鼻咽喉科 | 82件 |
形成外科 | 21件 |
眼科 | 2件 |
その他 | 2件 |
教育
本院は日本麻酔科学会の研修指定病院に認定されています。また、日本専門医機構麻酔科専門研修プログラムの連携施設として複数の麻酔科専門研修プログラムに参加しており、麻酔科専門医を目指す研修が可能です。
今後の目標
地域の中核的急性期病院として、昼夜を問わず必要とされる手術治療を迅速に提供できる体制を維持してゆきたいと考えています。