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2015年「武田病院グループ物故者法要」が行われました

2015/10/29 インフォメーション 武田病院グループ

2015年武田病院グループ物故者法要

醍醐寺金堂で厳かな和讃が唱えられるなか

1145の御霊に心からの哀悼の誠を捧げる

 

 武田病院グループの入院患者さんや、特別養護老人ホームなどの入所者で昨年にお亡くなりになられた方々の合同慰霊祭『武田病院グループ物故者追悼法要』が10月19日、京都市伏見区醍醐の真言宗醍醐派総本山醍醐寺金堂で厳かに営まれ、武田グループ理事者や医師、看護師、職員らが1145柱の御霊に心からの哀悼の意を捧げました。
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 薬師如来、日光・月光、四天王像が奉安されている国宝指定の金堂には、武田病院グループ理事者、9病院の院長や医師、看護師、青谷福祉会、悠仁福祉会、特別養護老人ホームの施設長ら150人が参席。全員が合掌するなかを、壁瀬宥雅(ゆうが)執行長を御導師に、12人の職衆(しきしゅう)が読経を唱えながら入堂。壁瀬導師による前讃の鉦が堂内に響き渡るのに導かれ、職衆による理趣経(りしきょう)が和讃されました。

 

 武田病院グループの武田隆男会長、武田隆久理事長ら理事者の焼香につづいて、各病院長、医師らも御霊に向って礼拝とともに焼香を手向け、物故者への追悼の誠を捧げました。つづいて、康生会武田病院などグループ全施設の物故者の名前が、職衆によって読み上げられる廻向文(えこうもん)とともにご本尊に告げられました。

 

 武田会長が列席者を代表し、「1145名の御霊に対して、慎んで追悼の言葉を捧げます。病気の回復を願ってグループ各施設で養生をつくされたにもかかわらず、ご他界されました御霊に対しましては、医療に携わる者として誠に痛感の極みです。これからも研鑽を積み精進を続け、より良い医療を提供し続けてまいる決意を新たにしています。どうか安らかにお眠りください」と、追悼の言葉を捧げました。


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 法要の法話として壁瀬執行長から、「武田病院グループ物故者の皆々様の霊に対して、ご列席の方々とともに厳かにご廻向をさせていただきました。『廻向』とは、『回転(えてん)、趣向(しゅこう)』と綴り、積んだ徳を全ての人々に分け与えよう、というのが本来の意味です。武田病院グループの皆さまは、世の中の人のためになる医療業務を徹底して日々、実践しておられ、これからも人の命をお救いいただき、世の中と人のための医療にまい進していただきますよう願っております」と、物故者への廻向とともに、武田病院グループの今後の一層の社会貢献へ願いを込めて諭されました。