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令和7年度 武田病院グループ 物故者追悼法要が行われました

レポート

令和7年度 武田病院グループ 物故者追悼法要 1229柱の御霊を追善供養

 武田病院グループ8病院の入院患者および特別養護老人ホームの入所者など、この一年間に亡くなられた方々の合同慰霊祭『武田病院グループ物故者追悼法要』が10月20日、真言宗醍醐派総本山醍醐寺金堂で厳かに営まれました。この日は秋らしい空気を纏った曇天から時折差し込む柔らかな日差しに包まれ、武田病院グループ理事長をはじめ、役員、医師、及び幹部職員約30人が参列し、1229柱の御霊に誠心より哀悼の意を捧げました。

 

 粛然とする金堂に御導師と12人の職衆(しきしゅう)が経を唱えながら入堂し、鐘の音が響き渡る中、法要に入るための前讃(ぜんさん)が金堂内に広がりました。物故者廻向文によりグループ全施設の物故者が読み上げられた後、職衆により物故者全員の御霊に向けて理趣経(りしゅきょう)が読誦されました。お香から煙と共に立ち昇る香りが金堂中をやさしく包み込むと、武田隆久理事長をはじめ、役員の礼拝・焼香に続いて、各病院長、及び幹部職員らも御霊に向って深々と弔意を手向け、物故者への追悼の誠を捧げました。

 

 御導師による後讃(ごさん)が行われた後、武田隆久理事長が列席者を代表して、改めて本尊薬師如来と御霊を礼拝し「本日、先にお亡くなりになられました1229柱の御霊に対し、武田病院グループを代表して慎んで追悼の言葉を捧げます。数多の医療機関が存在する中、私どもの病院を信頼してくださり、病気の回復を願って養生をつくされたにもかかわらず、ご他界されました御霊に対しましては、医療に携わる者として誠に痛恨の極みでございます。地域医療の第一線にある私どもは、これからも研鑽を積み精進を続け、より良い医療を提供し続けてまいる所存でございます。どうか安らかにお眠りください」と、衷心より追悼の言葉を述べました。

 

 また御導師は「医療従事者のみなさまにおかれましては、日々多くの命を助けるために大変な努力をされていらっしゃることに心より感謝を申し上げ、敬意を表する次第でございます」と感謝の意を述べられ、清らかな行いのすばらしさについてご法話いただきました。

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