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キッチン探訪

栄養価の高い食材や、旬の食材を使った体に良いレシピを紹介します。 どれもご自宅で簡単に作れるよう工夫しておりますのえ、是非お試しください!

※医師やスタッフの肩書き/氏名は掲載時点のものであり、現在は変わっている可能性があります。

2012.04.01 レンジの活用でプラス1品の食卓へ/たけだ通信100号より

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稲荷山病院 栄養科 安達 綾希子



ここ数年で電子レンジの機能も様変わりし、レンジ用調理器の目覚しい普及もあって、「毎日活用している」という方や、そうでなくても「レンジは苦手だけど気になる」という方も多いのではないでしょうか。

電子レンジの調理では「焦げない」のがまず1つの利点です。香ばしさも料理の味の1つではありますが、食品中の水分を利用して加熱をするので「煮る」「蒸す」「茹でる」は得意分野。また、従来野菜をゆがいたときに起きるビタミンやミネラル流出が少なくなるのもメリットの1つです。

主食・主菜・副菜を揃えることを意識すると、「バランスの良い食事」をとることが出来ます。

今回は、ごく簡単にできる副菜のレシピを取り上げてみました。「野菜1日350g」を目標に、電子調理でプラス1品にチャレンジしてみるのは如何でしょうか。

■電子レンジ調理のメリット
焦げ付かない。油の節約になる
ビタミン・ミネラルの流出を防ぐ
少量での調理がしやすい
食器で調理でき、後片付けが簡単
コンロを使っている間に別の調理をすることができる

電子レンジに不向きな器
金属製のもの、ゴールドやシルバーの柄が入ったもの、漆器やガラス、レンジでは使えないプラスチックの器

電子レンジに使用できる器
耐熱ガラス、レンジ用容器、ラップなど

電子レンジを使う際のポイント
作りたい料理によって、ラップを使い分けましょう
 ラップあり:しっとりと仕上げる煮物・蒸し物・汁物・葉野菜や根菜
 ラップなし:カラッと仕上げる揚物(キッチンペーパーを敷く)・炒め 物・焼き物
ラップをかけるときは、器にぴったりと密着させず、
 両端を0.5~1cm開けると程よく蒸気が逃げて、
 中身も熱くなりすぎず、吹き零れを防ぐことができます
煮物の場合はラップやクッキングシートを落し蓋代わりにすると、
 少ない煮汁でも上の方まで味がしみて、美味しく仕上がります

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加熱時間は電子レンジの出力、W(ワット)数で異なります。
調理するときは手持ちの機種をご確認ください。
(今回のレシピでは500Wで調理しました)

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