たけだ通信 No.124

武田病院グループが発行する情報誌です。 グループの活動報告や各施設からのインフォメーションの他、インタビューや健康に関する記事等、充実の内容です。


>> P.10

24時間365日訪問診療・往診体制適切な在宅サービス提供のための調整役在宅医療は、通院が困難な方が住み慣れた自宅や施設で医療を受けられるよう、多職種が連携してサポートする仕組みです。当グループにおいては、医療・介護の専門職等が連携協力し、対象となる方をより適切かつ効果的に支えていけるよう、当センターが訪問先との調整も行っています。訪問診療・往診の提供にあたっては、24時間365日の体制を整えており、下記の対応を行っています。①電話相談②必要に応じ訪問往診③病院での治療が必要な場合の救急搬送の対応と、治療を行った上で自施設へ帰所が出来る連携を念頭においた体制づくりこうした適切かつ計画的な訪問診療は、血液検査や体調の確認(問診)を行うことで体調を管理するだけでなく重症化予防につながります。引いては、救急搬送を回避できるなど、社会的な貢献にもつながっていると考えられます。現在、当グループではご自宅への訪問に加え、高齢者向けの施設への訪問を重点的に行っています。特に高齢者向けの施設では、病状が軽度の方から重度の方まで幅広く生活をされていますが、一般的に高齢者向けの施設は、医師の配置や十分な医療設備が無く、体調変化やトラブル発生時(転倒や急性増悪等)の対処は困難です。このため、対応方法について、相談を受ける事が多くなっています。課題の一つはDNAR(蘇生措置を行わない指示)への対応です。実際にDNARを実施するための判断はとても重要で個別性が高いため、病状や予後、本人・家族の意見(気持ち)や価値観を踏まえ、説明を行っています。目指すべき地域の医療提供体制が「治す医療」から「治し支える医療」へと命題が変わるなか、在宅医療はその中心的な役割を担うものと考えられます。こうしたことを背景に、当センターは、医療現場での迅速な状況把握と、より良い対応が行える体制づくりに向け日々努力を重ねています。武田病院グループ在宅医療推進センター在宅医療への取り組み10TAKEDA


<< | < | > | >>