たけだ通信 No.123

武田病院グループが発行する情報誌です。 グループの活動報告や各施設からのインフォメーションの他、インタビューや健康に関する記事等、充実の内容です。


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進行抑制効果と延命効果が認められた世界初のALS薬「ロゼバラミン」筋萎縮性側索硬化症(ALS)は治療薬の開発が大変、難しいことが知られています。2024年末は、9年振りとなる新薬が承認され大きな話題となりました。それは、世界初となる進行抑制効果と延命効果の両方が認められた治療薬「ロゼバラミン(治療薬名:メコバラミン)」です。開発の中心となったのは当グループの梶龍兒先生(徳島大学名誉教授・特任教授)で、ALS90武田総合病院も治験に参加しました。その効果ですが、これまでのお薬は平均余命を約日間延長するものでしたが、ロゼバラミンは治験で約500日間の延命効果が確認できました。このことは、全国約1万人と言われるALS患者さんにとって、大きな光明になると思います。武田総合病院薬剤師馬瀬久宜※ALS:脳や脊髄の神経(運動ニューロン)が障害をうけ、筋肉を動かす指令が伝わらなくなる神経疾患です。発症すると手足や喉、呼吸に必要な筋肉などがせ、力がなくなっていきます。人工呼吸器がなければ発症後2〜5年以内に死亡してしまう難病です。提供元:ミールタイム士奈武田病院管理栄養鈴木花mealtime(ミールタイム)に掲載されました健康宅配食サービスの「ミールタイム」にヘルシー食を提案し、カタログに掲載されました。湯葉や京都を感じる野菜を使用し、彩り鮮やかなおばんざい弁当を目指して作ってみました。春の旬の食材を選び、お弁当を食べることで、自宅に居ながら京都や季節を感じられるようこだわりました。また、おだしを効かせたり、練りごまなど風味の良い食材を使用することで「薄味でも美味しい」を目指しました。※ミールタイムは糖尿病や腎臓病などの疾病に悩む方向けに開発された健康食の宅配サービスのカタログです。07123TAKEDA


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