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最後の一句武田病院グループ専務理事医療法人財団康生会理事長武田隆司なぜか知らぬが地上波放送ではACジャパンのCMばかりが流れているこの頃だが、こうしたメディアがオールドメディアと呼ばれるようになって久しい。近年は動画配信サービスにて「SHOGUN」「地面師たち」などなど、クオリティもスケールも地上波放送では決して制作出来ないレベルの高いドラマ作品を見る機会が増えたので地上波放送を見る機会はめっきり減った。私が子供の頃、TV(地上波放送)の情報や番組の持つ影響力は絶大なものであった。今では考えられないが、前日に放送されたコント番組のネタが翌日には学校で話題の中心になるほどだった。当時の我が家では祖母がTVチャンネル選択権の最上位に君臨していた。夕方帰宅してから晩ご飯までの時間帯は必ずと言っていいほど「大江戸捜査網」「遠山の金さん」「影の軍団」などの時代劇がヘビーローテーションしていた。ところで時代劇の中では「お上」という言葉が良く出てきた。日常で使う言葉ではないので本来の意味をWikipediaで調べてみると「時の政治を執り行う機関」とのことだ。劇中では権力を乱用し民を虐める憎まれ役であることが多いので思っていた印象と少し違った。さしずめ現代ならば…政治家?いやそれも違う感じが…昨年は裏金議員が袋叩きに遭っていたのは記憶にSNS新しい。袋叩きにしていたのはマスコミ(オールドメディア)だ。裏金問題は叩かれて当然の悪事なので仕方がないとしても、その後もマスコミは選挙を巡っての恣意的な印象操作が目立つ気がする。特にを利用した政治活動で活躍した人に対してかなり強い攻撃を繰り返している感が否めない。見方によっては今まで全ての情報を思い通りに動かせていた自分達の力が衰退している現状に焦っているようにも見える。先ほど配信番組を見る機会が増えたと書いたが、数えてみると私は現在どうやら5つもの配信にサブスク支払いをしている。(それほど見てないのに…)無しで見ら配信放送では地上波番組も含めてCMれるので時間が効率的に利用出来るというのも利用者側のメリットだが、地上波側とすればCM収入の減少も焦りの原因なのだろう。そもそも地上波放送というのはCMを見てもらうために試行錯誤しながら人気番組を制作してきたという歴史があるのだが、現在は宣伝ツールの選択肢は幅広くなっており放送業界のあり方も転換期に差し掛かっているのだろう。閑話休題ところで日本の国民負担率((租税負担+社会保障負担)÷国民所得)の推移をご存知だろうか?ざっくりではあるが、35.4%(1999年)→37.4%(2009年)→44.4%(2019年)→50.4%(2023年)と着実に増え続けており、江戸時代の五公五民に並んでしまった。もはや百姓一揆が勃発してもおかしくないレベルだ。兆円(23年度)→ちなみに日本の税収入は73.4兆円(24年度)となっており、25年度は78.5兆円となる見込みで実に6年連続過去最高を更新することになる。ご存知のように税の徴収に対して我が国は一切手綱を緩めること無く、23年度よりインボイス制度72.0