令和４年度第１回目の防災訓練は火災を想定した総合（避難・消火・通報）訓練を実施しました。昨年まではコロナ禍での実開催が実施できず、入居者・職員にとっても久しぶりの訓練となりました。
火事での避難訓練で大事な事は火災現場を避けて避難する事、煙を吸わない事が大事です。
今回は訓練のため、目には見えない火を想定いただいての訓練でしたが、放送で出火場所を聞き、出火場所を避けて避難いただきました。

避難訓練の後は、水消火器を使っての消火訓練をしました。久しぶりなのか慣れておられなかったのか、最初は火の元にみたてたカラーコーンに当たらなくて悪戦苦闘されていました。

今回は炊き出し訓練も予定していて、災害時では物資備蓄班を勤める栄養科の指示のもと、会場設営～物資の運搬～食事提供まで実施しました。
机上訓練では何度か行っていましたが、実施するのは今回が初めてだったため、少し戸惑いもありましたが、大きな混乱もなく準備から提供まで行いました。
ヴィラ城陽では３日間分の食料を備蓄しており、今回はカップ麺とお茶を提供しました。「こんなんあんまり食べないし美味しかったわ。」「非常時は贅沢言ってられないね。」と皆さん食事を召し上がられていました。
災害は火事だけにとどまらず、水害や地震なども想定されます。今後も様々な災害を想定しながらの訓練を実施してまいりますので、入居者の皆様も引き続き、ご協力の程よろしくお願いいたします。

〇今回の防災訓練での反省点
・避難場所の食堂に集まっていただいたが、入口付近で入居者の避難者点呼を行っていたため通路が封鎖され、避難が遅れてしまいました。
避難時間　9分12秒