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ヴィラ稲荷山

令和5年度、ヴィラ稲荷山 事業計画について

 当施設の令和5年度の事業計画について、別紙のとおりお知らせします。

 令和5年度の事業計画においては、引き続き、武田病院グループの一員として、ご利用者・ご家族及び地域の皆様からの、また、職員相互のそれぞれの信頼を大切にしながら、思いやりの心を持って、ご利用者おひとりお一人に寄り添い、“手のぬくもり”のある質の高い利用者本位の介護サービスを提供することとしています。

 特に令和5年度においては、ようやく落ち着きを見せ始めたコロナの感染状況を踏まえ、引き続き必要とされる予防対策に十分留意しながら、ご利用者の日々の暮らしを少しずつコロナ禍前の日常に戻していく年度と位置づけ、さまざまな取組の推進を図っていくこととしています。
 また令和5年3月に開設した「訪問介護ステーションヴィラ稲荷山」も今年度より本格稼働致しますのでよろしくお願いいたします。

1.基本理念

 武田病院グループの経営理念である「思いやりの心」を持って、常にサービスを受ける側の立場に立った“手のぬくもりのある介護”を提供するとともに、「利用者に信頼されるヴィラ稲荷山」、「地域社会に信頼されるヴィラ稲荷山」、「職員相互が信頼し合うヴィラ稲荷山」の実現に向け、行動できる人財の確保および育成と定着率の向上を目指す。

 また、「その人らしい暮らし」の充実のため、各専門職の質を更に高める研修機会の確保と実践に即した人財育成を計画的に行い、働きやすい職場づくりの推進のため、AIやICT機器の更なる活用、超過勤務時間5時間未満への削減や有給休暇取得率60%以上を達成させるなど先進的な取組みを継続的に進める。また、感染拡大防止に向けた感染症予防対策の徹底、介護事故や交通事故などの重度事故防止に向けた対応力の強化により、各専門職が専門性を最大限に発揮し、多職種協働のチームで迅速かつ適切な切れ目のないケアを行うことで質の高いサービス提供を継続していく。

 “地域社会に信頼されるヴィラ稲荷山”として、地域住民への集いの場の提供や地域のイベントへの参加等、顔と顔の見える関係作りを重視し、高齢者の買い物支援などの地域のニーズの把握と地域関係者等との柔軟な連携、実践を再開する。今年度も引き続き、地域に根ざした活動を施設全体で推進することにより、デイサービスの定員の適正化および地域社会に信頼される運営を継続する。

 

(1)法令遵守を徹底し、安定した事業活動を展開する。

(2)きょうと福祉人材育成認証制度の上位認証を取得し、人財の確保と育成・定着を目的とした“働きがいのある職場づくり”を目指す。

(3)“地域に根ざした施設づくり”を目指し、地域社会における高齢者福祉サービスの大規模多機能な拠点として地域福祉の向上に役立ち、地域住民の期待に応えられる施設運営を推進する。

(4)利用者の個別性を重視し、その方に合った質の高いサービスを提供する。

(5)危機管理意識を持ち、集団感染・介護事故・交通事故を未然に防止するとともに、安心・安全な施設運営に努める。

 

 【中期計画】(令和3年度から令和5年度)

(1)日頃からの有事への備えと事業継続に向けた取り組み。

(2)大規模多機能な施設の特色を活かした介護人財の確保および育成(介護福祉士率80%以上)と定着率の向上。

(3)AIやICT機器導入による事故発生率の低減と、通信機器の活用による業務負担の軽減。

(4)開設当初から稼働している施設備品(家電製品)の計画的な更新。


 【長期計画】(令和3年度から令和8年度)

(1)感染症や災害への対応力強化の推進。

(2)次世代を担う介護人財の確保および中堅職員の育成と定着。

(3)AIやICTテクノロジーの活用を通じた業務効率化、業務負担軽減の推進。

(4)買い物支援など地域のニーズに応じた事業の継続。

(5)老朽化する施設の保全整備と省エネルギーの推進。