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Iru miru 健康通信 塩小路クリニック 所長 大庭 章史 「かかりつけ医をもちましょう」

2022/10/21 メディア 武田病院グループ


※医師やスタッフの肩書き/氏名は掲載時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。


塩小路クリニック 所長 大庭 章史

「かかりつけ医をもちましょう」

 かかりつけ医とは?

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 昔は「かかりつけ医」の存在が当たり前のものでしたが、最近はこうした質問を受けることが増えました。定義によると、①健康に関することを何でも相談できる、②最新の医療情報を熟知していて、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介してくれる、③身近で頼りになる医師、を差すそうですが、まさに身近で頼れる医師こそが「かかりつけ医」だと思います。

 実際、「かかりつけ医」に皆さんの日頃の健康状態やライフスタイルを把握してもらうと、少しの変化にも気付きやすく、病気の予防や早期発見・早期治療につながるでしょう。症例によっては②のように専門の医療機関を紹介してくれるので安心です。内科や眼科など複数の診療科を受診されている方も多いと思いますが、その全てが「かかりつけ医」と言えます。

 かかりつけ医の役割って?

 高齢化、過疎化など、地域社会を取り巻く状況は大きく変化し、高齢になっても可能な限り住み慣れた地域で暮らしていくことを目的とした「地域包括ケアシステム」の構築が全国的に進んでいます。こうしたなか「かかりつけ医」には、健康管理や病気予防、専門医療機関への適切な橋渡し、在宅医療等でのバックアップや介護・福祉サービスとの連携など、多様な役割が求められています。

 塩小路クリニックはこの責任を果たし、世代を問わず地域の皆さんに信頼される「かかりつけ医」となるべく、日々、努力を続けています。新型コロナウイルス感染症の再拡大で救急診療が圧迫されるなかです。是非、皆さんも日頃の健康管理・健康相談をする「かかりつけ医」を持ってください。