武田病院グループ年報2022 第34巻
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55心臓・血管用超音波診断装置武田病院シーメンス ACUSON X300PE 平成25年1月心臓・血管用超音波装置は痛みを伴わずに短時間で心臓の働きや血管の構造が診断することができる装置です。ドイツ・SIEMENS社製の最新心エコー図装置、X300PEは心臓の構造や動きを1心拍で描出することができます。心臓は通常1分間に60〜80回拍動し、心房細動などの不整脈を伴う場合は拍動が不規則になります。X300PEは従来の装置では不可能であった不整脈の患者さんでも1心拍の情報収集でリアルタイム3次元表示を可能とし、先天性心疾患や心臓弁膜症などの診断精度が向上しました。超音波診断装置武田病院東芝 ARTIDA 平成20年3月拍動する心臓の動きをリアルタイムに表現するCardiac4Dイメージングが可能です。また、Wall Motion Trackingによる様々な解析機能を有し、虚血性心疾患や非同期収縮などの状態を観察、解析することができます。武田病院キヤノンメディカルシステムズ 超音波診断装置/Aplio i 700 令和元年9月世界初の新マトリックスアレイの独立制御で、精密にスライス厚を制御することが可能。最先端の送受信と信号処理技術により瞬時に分かる均一かつ高精細画像を実現するイメージングシステムを搭載しています。最先端のテクノロジーを駆使したエルゴノミクスとワークフローで直感的なインターフェースを実現しています。武田病院キヤノンメディカルシステムズ 超音波診断装置/Xario100G 令和元年9月独自のDifferential THIを搭載しわずか2秒の高速起動や最大連続4時間使用可能なバッテリーを採用しているため、使用シーンを選ばす新次元の機動性を発揮し、一日中、スムーズで効率的にハイレベルな診断可能です。武田病院キヤノンメディカルシステムズ 超音波診断装置/Viamoc 令和元年9月軽量、コンパクト設計、バッテリー駆動時間最長2時聞を実現しており、診察室はもちろん、ベッドサイド、往診など使用場所を選ばず、超音波検査が必要なさまざまなシーンで、最適な状態での検査が可能となります。内臓脂肪測定断装置山科武田ラクトクリニック 平成25年4月武田病院健診センター   平成24年4月オムロンヘルスケア HDS―2000 DUALSCAN(デュアルスキャン)メタボリックシンドロームの基準となる内蔵脂肪量は、ウエスト周囲長やCTで測定されていました。このデュアルインピーダンス法による内蔵脂肪測定装置「デュアルスキャン」は、CTと違って被爆せずに約5分間で簡単に正確に内蔵脂肪量を測定することが可能です。眼科 光干渉断層計宇治武田病院カールツァイスメディテック社 光干渉断層計 シラスHD―OCT モデル5000 平成30年5月モデル5000はFastTrac眼底トラッキングシステムと各種解析プログラムを搭載しており、わずか数秒のOCTスキャン1度で、網膜・血管系をこれまでになく深く鮮明に評価することが出来ます。OCT Angiography機能は、網膜血管系および脈絡血管系の独立した層を高解像度、深さ分解能のある可視化を提供し、標準的な蛍光眼底血管造影法(FA)のように、造影剤を注入する必要がない非侵襲な検査が可能です。硝子体/白内障手術装置宇治武田病院 アルコン コンステレーションビジョンシステム 平成25年8月白内障手術と硝子体手術を両方同時に行なう事が出来る手術器械です。超音波機能に横振動を追加する事により、より低侵襲な白内障手術を可能にしています。リアルタイム灌流調整機能と5000cpmカッターにより、複雑な硝子体疾患でも小切開硝子体手術(MIVS)を可能にしています。これらの機能により、手術時間の短縮と患者さんの術中術後の負担が軽減します。

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