ラダーⅡ研修

ラダーⅡ研修担当の療養支援チーム 副主任 石動と、外科チーム 副主任 田中です。

今年度のラダーⅡ研修は、「ケアの受け手や状況からアセスメントすることでニーズを捉えることができる」ことを目標に【臨床推論】の研修を行いました。
6月 講義、8月 事例のグループワークを行いました。12月に、3つの事例を提示し、それぞれのグループで実際に臨床推論を展開してもらい、発表の場を設けました。
プレゼンテーション能力の向上も大きな目的でした。
「臨床推論って何?」から始まったこの研修でしたが、顔を強ばらせながら、中には緊張でマイクを持つ手も震えながらの人もいましたが、みなさん立派に発表されてました。

看護の現場では、学校で学んだことを活用し、患者さんやそのときの状況をアセスメントして何が必要であるのか考えることが重要です。
今回の臨床推論では、アセスメントすることで何が必要なのかを考える力をつけることができました。
対象を捉え、その人になにが起こっているのか、医学的立場で考えること、しっかりと看護の立場から患者さんや家族を捉え、たくさんの角度から物事が考えられることを今回の研修で学ぶことができたと思います。
常に学ぶ姿勢を大切に自分の引き出しを増やして欲しいと思います。今後の活躍が創造できるような良い研修会でした。