
あなたの腰は大丈夫? 〈実践編〉 移動・移乗時の腰痛予防
特別養護老人ホーム ヴィラ山科 理学療法士 宝輪 清美
1. 力学的側面
支持面は両足を広げて、重心の高さは股・膝関節を十分曲げ、重心線の移動は両足を広げた姿勢で重心を左右に動かす事で腰を捻らずに移動させます。

2. 神経生理学側面
脳血管障害による片麻痺者の場合、頑張りすぎには注意。頑張りすぎると連合反応を誘発し麻痺側の筋緊張を過剰に高め、肩甲骨・骨盤帯が後方に引かれる事により、起立時重心の前方移動が行いにくい。

3. 運動学的側面
次の動作に生かせる姿勢を作る。

4. 介護学的側面

介助は最小限に、できない部分のみの介助、口頭指示ははっきりと具体的に本人の持っている機能・能力を最大限に生かす。
5. 心理学的側面
安全であること(常に支持面の中で重心を保つ)。 恐怖心を抱かせない(健常な部分を軸にし、介助者に向かっての動作)。







