診療体制

- 1963年
- 京都府立医科大学卒業
- 1967年
- ニューヨーク大学医学部留学
- 1968年
- 京都府立医科大学大学院医学研究科修了
- 1969年
- 医学博士学位授与(京都府立医科大学)
- 1968年
- 日本バプテスト病院小児科嘱託医
- 1972年
- 京都女子大学助教授
- 1982年
- 京都女子大学教授
- 1984年
- 京都女子大学大学院家政学研究科指導教授
- 1986年
- 京都女子大学付属発達クリニック所長
- 1992年
- 京都女子大学大学院家政学研究科委員長
- 2001年
- 京都女子大学・同短期大学部学生部長
- 2004年
- 京都女子大学名誉教授
- 2005年
- 佛教大学教育学部臨床心理学科教授・同大学院教育学研究科指導教授
佛教大学大学院教育学研究科 臨床心理学専攻主任 - 2008年4月
- 宇治武田病院 嘱託医
資格
日本小児科学会専門医/日本医師会認定産業医
宇治武田病院 発達外来
小児科(京都女子大学名誉教授・元佛教大学教育学部臨床心理学科教授)
佐藤 益子
大学院博士課程の学外研修でニューヨーク大学医学部に留学中、WIPPSIを開発中のWechsler 教授と出会った私は、当時1960年代に問題になっていた多動児、学習障害などに関する研究に示唆を受けました。以来40年余、日本小児神経学会員として「脳と発達」に関心を持ち続けてきました。
わが国では、2005年4月に「発達障害者支援法」の施行通知が出され、「発達障害」の定義については、同法第2条第1項において「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥/多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう」とされており、同項の政令で定める障害には言語の障害、協調運動の障害その他厚生労働省令で定める障害が含まれています。
具体的には、「ちょっとしたことで激しく怒る、かんしゃくを起こす」、「ことばが遅れている」、「人や物とうまく関われない」、「同世代の子どもの輪の中に入れない」、「場に応じた行動が取れない」、「不器用」などの症状がある子どもたちも含まれます。
文科省は、「特別支援教育」を2007年4月より実施し、従来の特殊教育の対象である視覚・聴覚・知的障害、肢体不自由、病弱虚弱の障害だけでなく、LD、ADHD、高機能自閉症などの軽度発達障害を含めて障害のある児童生徒の自立や社会参加に向け、その一人一人の教育的ニーズを把握し、そのもてる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するために、適切な教育や指導を通じて必要な支援を行っています。 いま障害児に求められるのは、(1)早期療育と施設連携における保健所や医療機関との連携、(2)療育開始後の医療機関だけでなく多種の障害児施設と連携できる能力、(3)就学時の教育ニーズの適切な評価・保護者への説明と同意・学校との連携による情報交換などです。
第一びわこ学園の外来診療を行っていたとき、肢体不自由児より発達障害児の割合が増えていることを実感、2005年7月より宇治武田病院小児科外来の中で第2・4土曜日に発達外来を開設し、予約待ちに対応すべくこの4月からは木曜日の午後を完全予約制の発達外来として増設致しました。 宇治武田病院では、保健所や近隣の医療機関・障害児施設との連携のみならず院内の言語聴覚士・理学療法士・作業療法士との連携により、感覚統合療法や認知行動療法などを個別に取り入れ、発達段階に応じたきめ細かな指導を行なっています。
薬物療法も必要に応じ行い、「不注意」(忘れ物が多い、ものごとに集中できず、うっかりした間違いをしやすい)・「多動性」(落ち着きがなく、じっとしていることができない)・「衝動性」(思いついた行動を唐突に行い、順番待ちや我慢ができない)といった症状が学校と家庭などでみられるAD/HDに有効とされる「コンサータ錠」登録医師として処方し、病院前の登録薬局で去る5月より入手可能と承認されています。
発達の遅れを早期に診断し、対応の誤りから二次的な精神障害に進展することのないよう、適切な指導・治療を心がけています。
〒611-0021 京都府宇治市宇治里尻36-26







