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小児運動器・イリザロフ外来

外来診療表

小児運動器・イリザロフ外来

午前 金 郁喆
午後 金 郁喆

休診・代診

  • 2019年1月23日(水) 小児運動器・イリザロフ外来 (午前):金→休診
  • 2019年1月22日(火) 小児運動器・イリザロフ外来 (午後):金→休診

予約外来

当院では待ち時間短縮の為、全診療科予約制を導入しております。
但し、予約をされていない方につきましても診察をさせて頂きます。(下記を除く)

  • ・・・初診、再診ともに電話予約を受付しております。
  • ・・・再診の方のみ電話予約を受付しております。
  • ・・・完全予約制となっております。初診、再診ともに電話予約を受付しております。
  • ・・・完全予約制となっております。再診の方のみ電話予約を受付しております。

予約受付

TEL:0774-25-2656
※予約は前日の下記時間までで、当日予約は受け付けていません。
※受付時間   月~金(9:00~15:00)/土(9:00~13:00)

小児運動器・イリザロフ外来の開設案内

宇治武田病院 小児運動器・イリザロフセンター センター長
金 郁喆(きむ うっちょる)

外来担当医の紹介

私は平成2年から約2年間、米国メイヨークリニックに留学し、脚延長を行う際に使用する創外固定器の研究を行ってきました。平成4年に日本に帰国し、以後24年間、京都府立医科大学で小児整形外科診療に従事してきました。大学では小児四肢の先天性疾患をはじめ、外傷や感染で四肢の変形や成長障害をきたした子供達に対して自分の骨を伸ばして、変形や成長不足を補う手術(イリザロフ法)を行ってきました。
帰国後間もないころに治療した子供達は成人して、自分の赤ちゃんを私に見せに来てくれるのが楽しみです。

現在、日本整形外科学会専門医、日本小児整形外科学会理事、日本創外固定・骨延長学会幹事他ほか多数の学会に所属しております。大学は他府県にある小児医療センターなどと違って、診療と研究を並行して行え、多くの論文を残してきました。今後も京都府立医大の臨床教授として若い先生達の教育や研究に従事していきます。

小児運動器・イリザロフ外来って何?

以下のような疾患に対して治療を行う外来です。

主な小児運動器治療の対象疾患

【乳幼児期】
発育性股関節形成不全(股関節脱臼)、先天性内反足、先天性筋性斜頚
先天性扁平足(垂直距骨)、手指・足趾の先天奇形、骨形成不全症、乳児感染症
くる病(内分泌・代謝異常)による変形

【幼児期】
うちわ歩行でよく転ぶ子供、O脚・X脚、外反扁平足、単純性股関節炎、成長痛

【学童期】
ペルテス病、大腿骨頭すべり症、JIA(若年性特発性関節炎)、側弯症の保存療法・手術療法

主な脚延長術(イリザロフ法)の対象疾患

感染や外傷後の成長障害と変形
小児骨折後の遷延治癒骨折、偽関節、変形治癒骨折
骨端線部分早期閉鎖による成長障害と変形
骨軟部腫瘍による成長障害と変形
成長期のスポーツ障害・外傷後の変形
小児の感染症(急性・慢性骨髄炎、化膿性関節炎)

麻痺性疾患の治療

脳性麻痺や二分脊椎による四肢の変形に対する治療(保存・手術療法)

主な疾患の治療法

【先天性内反足】
保存療法:Ponseti法(ポンセティ法)
(ギプス矯正後:必要に応じてアキレス腱切腱術施行)
手術療法:遺残変形に対しては前脛骨筋移行術、後方解離術、後内方解離術、距骨下関節全周解離術

【発育性股関節形成不全(DDH)(いわゆる先天性股関節脱臼)】
診断法:徒手検査と超音波診断(Graf法)、必要に応じて単純X線撮影
保存療法:Rb(リーメンビューゲル)装具療法、OHT(牽引療法)法、麻酔下徒手整復術
手術療法:(1歳以降)広範囲展開法による観血的脱臼整復術

【先天性筋性斜頚】
保存療法:向き癖矯正法(視覚反射、聴覚反射、原始反射の利用)
手術療法:年少では胸鎖乳突筋部分切除術、年長や高度の拘縮では両端切離術
後療法:ラガータイプ装具による後療法(再発例は現在までなし)

【大腿骨頭すべり症】
全例早期手術:重症度に応じてin situ pinning、矯正骨切り術、不安定型は観血的整復術

【化膿性関節炎】
早期の病巣掻爬・洗浄(関節鏡視下洗浄も含む)

【ペルテス病】
NPS装具療法:原則的に通学・通院可能な保存療法(成績良好)
変形進行例には矯正骨切り術(骨盤、大腿骨)

【小児四肢骨折・外傷】
保存療法:ギプス固定
手術療法:経皮的ピニング固定法、髄内釘固定、創外固定法、プレート固定

【小児の四肢の偽関節、変形治癒骨折、成長障害】
創外固定器による仮骨延長法(イリザロフ法)を用いた変形矯正・脚延長術、矯正骨切り術の併用、低身長に対する創外固定器を用いた両下肢・上肢の脚延長術

*イリザロフ法とは:自分の骨を徐々に延長して変形や長さを調節する手術法で、筋、神経、皮膚もすべて延長できる再生医療です。

外来診療日

火曜日午後、金曜日午前の予定です(予約要)

主な治療例の紹介

イメージ図イメージ図

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現在までの大学で行ってきた主な基礎・臨床研究

  • ・京都府立医大が世界で初めて行った電気をあてて骨を作る方法を継承し、交流電気刺激による延長仮骨を早く成熟させる研究。
  • ・光触媒を用いて脚延長に使用する創外固定器固定ピンに抗菌作用を付加し、感染を軽減する治療の研究。
  • ・創外固定器で延長して作った新しい骨(仮骨)の成熟度を判定する研究。(インピーダンス値計測)
  • ・交通事故やスポーツ外傷で成長軟骨に障害が生じて、その後徐々に変形や成長障害をきたす骨端線部分早期閉鎖の早期診断法と低侵襲手術治療の研究。
  • ・ペルテス病の通院可能な装具療法(NPS装具療法)の成績評価。
  • ・筋性斜頚の術後装具療法(ラガータイプブレース)の有効性の研究。
  • ・うちわ歩行でよく転ぶ(内旋歩行)幼児に対する内側楔状挿板の有用性研究。

最近5年間の主な業績

著書

  • 1. 金 郁喆 : MR画像からみたペルテス病.
    臨床医のための最新整形外科.先端医療技術研究所 平澤泰介,三浪昭男,戸山芳明編,
    東京,228-231, 2013
  • 2. 金 郁喆 : 先天性股関節脱臼.
    今日の治療指針,私はこうして治療している.医学書院 山口 徹,北原光夫,福井次矢編,
    東京,496-497, 2013
  • 3. 金 郁喆 : 診察の進め方 下肢の変形(X脚,O脚).
    外来で役立つ小児の運動器疾患エッセンス.診断と治療社 久保俊一,三谷 茂,金 郁喆編,
    東京,86-87, 2013
  • 4. 金 郁喆 : ペルテス病.
    外来で役立つ小児の運動器疾患エッセンス.診断と治療社 久保俊一,三谷 茂,金 郁喆編,
    東京,149-151, 2013
  • 5. 金 郁喆 : 運動器疾患 下肢の変形(X脚,O脚).
    外来で役立つ小児の運動器疾患エッセンス.診断と治療社
    久保俊一, 三谷 茂, 金 郁喆編, 東京, 156-157, 2013
  • 6. 金 郁喆 : 先天性股関節脱臼の診断と治療.
    MEDICAL VIEW.メジカルビュー社 尾崎敏文, 赤澤啓史編, 東京, 16-20, 2014
  • 7. 金 郁喆 : 小児の骨折.
    MEDICALVIEW, 稲葉 裕, 金 郁喆編, 東京, 66-74, 2016
  • 8. 稲葉 裕, 金 郁喆編 : 小児整形外科テキスト. MEDICALVIEW, 東京, 2016

原著英文

  • 1. Kotoura Y, Kim WC, Assessment of lateral subluxation in Legg-Calvé-Perthes disease:
    a time-sequential study of magnetic resonance imaging and plain radiography.
    J Pediatr Orthop B, 24 : 493-506, 2015
  • 2. Nishida A, Kim WC, A new method for the estimation of age at death by using electrical impedance. Leg Med, 17 : 560-568, 2015
  • 3. Nakase M, Kim WC, et al. Detection of early changes after growth plate injury using MRI.
    J Magn Reson Imaging, 42(6): 1698-704, 2015
  • 4. Yoshida T, Kim WC, et al. Acetabular anteversion angle from early stage of Perthes disease to adolescence. Journal of Orthopaedics,13 : 410-413, 2016

国際学会特別講演・研修講演

  • 1. Kim WC : Prognostic factors of LCPD, The Semminer of Seoul University , Seoul, Korea, 2014
  • 2. Kim WC: The treatment of partial epiphyseal arrest after trauma or infection
    The Annual Meeting of the KPOA, Seoul, Korea, 2014
  • 3. Kim WC : Partial physeal arrest.
    Pediatric Orthopaedic Trauma Summit (POTS), Gwanjyu. Korea, 2015.9.19
  • 4. Kim WC : Prognostic factors in LCPD
    The 60th Annual Meeting of KOA Incheon, Korea, 2016.10.20
  • 5.Kim WC, Yoshida T, et al. : Callus monitoring and prevention of pin site infection in Limb Lengthening. The 60th Annual Meeting of KOA Incheon, Korea, 2016.10.20

国際学会一般口演

  • 1. Nakase M,Kim WC,et al. : Chronological change of magnetic resonance images after growth plate injyry. The Annual Meeting of Orthopaedic Research Society , New Orleans, USA, 2014
  • 2. Kim WC. : A case of LCPD with early degenerative change after conservative treatment International case presentation meeting after the 25 Annual Meeting of JPOA, Urayasu, Japan, 2014
  • 3. Masashi Nakase, Wook-Cheol Kim,et al. : Early detection of growth plate change using MR images after growth plate injury. ORS 2015 Annual Meeting. (Las Vegas, USA.) 2015.3.28-31
  • 4. Kim WC, Yoshuida T, et al. : Acetabular anteversion angle from early stage of Perthes disease to adolescence. KJCOS, Incheon, Korea, 2017.5.25

国内講演, 講習会

  • 1. 金 郁喆 : ペルテス病の診断と治療. 九州小児整形外科集談会, 福岡, 2013
  • 2. 金 郁喆 : 学童期の股関節疾患. 京都整形外科医会, 京都, 2013
  • 3. 金 郁喆 : 脚延長の実際と課題. 京都大学再生医療研究所セミナー, 京都, 2013
  • 4. 金 郁喆 : 脚延長の実際と今後の課題. 第415回京都府立医大山水会, 京都, 2013
  • 5. 金 郁喆 : 未来への扉―骨折― 骨端線損傷の治療と合併症の克服.
    第86回日本整形外科学会学術総会, 広島, 2013
  • 6. 金 郁喆 : 小児整形外科のトピックス. 第8回京都整形外科セミナー, 京都, 2013
  • 7. 金 郁喆 : 成長軟骨の構造と変化・骨端線損傷. 第20回日本小児整形外科学会研修会, 京都, 2013
  • 8. 金 郁喆 : 小児の外傷. 第2回舞鶴整形外科病診連携研究会, 舞鶴, 2013
  • 9. 金 郁喆 : 知っていてほしい小児整形外科の知識.
    第71回京都運動器疾患フォーラム特別講演, 京都, 2013
  • 10. 金 郁喆 : 骨端線損傷の診断と治療. 第199回広島県臨床整形外科医会, 広島, 2014
  • 11. 金 郁喆 : 脚延長術の実際と課題. 第2回京都総合医療器材協議会, 京都, 2014
  • 12. 金 郁喆 : 骨端線損傷の診断と治療. 香川県整形外科医会, 高松, 2014
  • 13. 金 郁喆 : 小児の脚延長術について. 第84回千葉関節外科研究会, 千葉, 2015.3.5
  • 14. 金 郁喆 : 体内埋め込み式医療器具, Mg研究会, 京都, 2015.3.17
  • 15. 金 郁喆 : ペルテス病の診断と治療 -最近の知見と課題-
    第88回日本整形外科学会学術総会 (神戸) 2015.5.24
  • 16. 金 郁喆 : 生体電気刺激の歴史と現状. 日本レーザー治療研究会. (東京) 2015.6.13
  • 17. 金 郁喆 : ペルテス病診療のこれまでと今!やるべきこと!第54回日本小児股関節研究会,東京, 2015.6.27
  • 18. 金 郁喆 : DDHの治療に使われるギプス固定.日本小児整形外科学会第22回研修会,東京, 2015.8.29
  • 19. 金 郁喆 : 学童期の股関節疾患. 第22回長野地区小児整形外科懇話会, 長野, 2015.10.3
  • 20. 金 郁喆 : 学童期の股関節疾患. 西新宿整形外科研究会オータムセミナー,東京,2015.10.17
  • 21. 金 郁喆 : 小児下肢形態異常. 第7回中国・四国小児整形外科研修会, 岡山, 2015.11.21
  • 22. 金 郁喆 : 小児脚延長術の実際と課題.第336回岡山県臨床整形外科医会研修会,岡山, 2016.3.6
  • 23. 金 郁喆 : 知っていてほしい小児整形外科診療のポイント
    第5回滋賀県骨粗鬆症・運動器リスクケアフォーラム, 大津, 2016.4.23
  • 24. 金 郁喆 : 小児整形外科の治療とリハビリテーション. 第53回日本リハビリテーション医学会,京都, 2016.6.11
  • 25. 金 郁喆 : DDHギプス固定法.日本小児整形外科研修会(ハンズオンセッション),東京, 2016.8.27
  • 26. 金 郁喆 : O脚・X脚-下肢アライメント異常-.日本小児整形外科研修会, 東京, 2016.8.27
  • 27. 金 郁喆 : 小児の骨端線損傷. 第6回山梨骨折治療フォーラム, 甲府, 2016.10.15
  • 28. 金 郁喆 : 小児骨折の基本と現状.第90回日本整形外科学会, 仙台, 2017.5.20
  • 29. 金 郁喆 : 脚延長術の実際と課題.第7回東北小児整形外科研究会, 新潟, 2017.6.10
  • 30. 金 郁喆 : 小児整形外科における装具療法 DDHとペルテス病, 京都, 2017.8.6
  • 31. 金 郁喆 : DDHの治療に使われるRbとギプス固定,
    第24回日本小児整形外科学会研修会,2017.8.26
  • 32. 金 郁喆 : イリザロフ法による治療,京都整形外科医会,2017.11.25