外来受診される方

呼吸器内科

概要

十分なインフォームドコンセントに基づき、個々の患者さんに応じた最善の治療を提供します。

診療方針

肺癌、肺炎などの呼吸器感染症、喘息、COPD、間質性肺炎、呼吸不全などの呼吸器疾患全般を取り扱っています。ご高齢の方が多く、病状が不安定な患者さんも多い診療科ですが、駅前の利便性や365日24時間の救急体制が充実しており、もしもの時の救急受診、入院が可能で不安なく通院していただけます。

肺癌診療はスピード感をもって検査を進め、治療を少しでも早く受けていただくようにしています。初診時には血液検査、CT検査の結果を説明し、1週間以内にPET-CT、MRIなど全身検索を終了します。当院では、グループ病院、及び近隣の病院で抗がん剤治療を行います。また、緩和医療も積極的に行っています。

高齢化に伴い、肺炎の死亡率が増加しています。ご高齢の肺炎は再発を繰り返したり、体力の低下により社会復帰が困難になることが多い疾患です。当院では適切な抗生剤治療とともに入院時から体力に応じた、嚥下訓練、理学療法などのリハビリを積極的に導入し、早期離床、退院ができるようにしています。また、患者さん、ご家族、介護を含めたカンファレンスを行い在宅介護の支援も十分に行っています。

専門性

肺癌

肺癌診療は呼吸器センターとして呼吸器内科、呼吸器外科合同で行います。抗がん剤治療は最新のガイドラインを踏まえた治療を行います。手術、気管支鏡からの組織、遺伝子情報をもとにEGFR阻害剤(イレッサ、タルセバ、ジオトリフ、ビジンプロ等) 抗VEGF抗体(アバスチン)、抗PD-1抗体(オプチーボ、キイトルーダ、テセントリク)などの薬剤選択を行い個々の患者さんに最適な治療を提供します。グループ病院で早期からの緩和医療を提供し、副作用の少ない疼痛コントロール、癌の諸症状の緩和を積極的に行っています。

呼吸器感染症

毎年多くの方が呼吸器感染症のため当院に入院されます。ご高齢のかた、施設入所中の方に多く起こる嚥下性肺炎の頻度が高いのですが、抗生剤治療だけではよくなりません。状態を的確に把握しリハビリ、栄養管理、合併症への対応など様々な側面へのケアが必要です。膿胸、非結核性抗酸菌症など外科治療のタイミングを適切に判断しなければ手遅れになることもあります。専門性を生かしこれらの感染症治療を行っています。

呼吸不全

急性呼吸不全に対して、マスクを用いた負担の少ない非侵襲的人工呼吸管理(NPPV)、より重症の場合は気管挿管を行った侵襲的人工呼吸管理をおこないます。医師、看護師、臨床工学士、リハビリ療法士で構成する呼吸療法サポートチームに参加し人工呼吸器関連肺炎(VAP)の予防、安全な人工呼吸療法、早期の離脱を支援しています。慢性呼吸不全に対しては在宅酸素療法のほか、在宅人工呼吸も行っています。

睡眠呼吸医療センター

京都でも、睡眠時無呼吸症候群の検査・治療が受けられるようにしたいと考え、2002年に当院で睡眠時無呼吸の診療を開始しました。現在では康生会武田病院の他、康生会クリニック、医仁会武田総合病院、宇治武田病院、十条武田リハビリテーション病院、精華町国民健康保険病院、宮津武田病院でも外来を開いており、多数の患者さんが、CPAP治療を受けておられます。

特に、検査部では一泊入院の睡眠ポリグラフ検査を週4回施行しており、ご登録いただいた京都周辺の診療所、病院の先生方の患者さんの方のための睡眠呼吸医療センターとして、直接、電話一本でご利用いただけるようにしています。

外来診療表

呼吸器内科

午前 予約優先立花 佑介
午後 予約優先片山 勇輝
予約優先塙 健(第1・3・5週)( 13:30~16:00)  
完全予約塙 健(第2・4週)( 13:30~15:00) ※当日の受付はございません。

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休診・代診

  • 2024年5月01日(水) 呼吸器内科 (午後):片山➞休診
  • 2024年5月31日(金) 呼吸器内科 (午後):塙➞休診

予約外来

当院では待ち時間短縮のため、下記の印の科目については予約制を導入しています。

  • 予約優先初診、再診ともに電話予約を受付しております。
  • 再診予約優先再診の方のみ電話予約を受付しております。
  • 完全予約完全予約制となっております。初診、再診ともに電話予約を受付しております。
  • 再診完全予約完全予約制となっております。再診の方のみ電話予約を受付しております。

予約受付

0774-25-2656

※予約は前日の下記時間までで、当日予約は受け付けていません。

※受付時間 月~金(9:00~15:00)/土(9:00~13:00)

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