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医師紹介

プロフィール

役職 部長
医師名 前田 健志    /    Takeshi Maeda
診療科目 形成外科
専門・得意分野 皮弁移植,皮膚移植,皮膚外科,顔面外傷
病院/施設名 宇治武田病院

医師からのメッセージ

今の科を選ぶまでの経緯と患者さんとの関わり

・ 私の原点は『患者の家族』
 私は、医師になる10年前から患者の家族でした。と言いますのは、今は亡き父が30年近く透析を受けていたからです。その間、父は数回のシャント手術、両目の白内障、数回の網膜剥離の手術、手根管や肩や背中のアミロイド沈着症の手術、嚢胞腎の摘出、大腿骨骨折と、15回以上の様々な手術を受けていました。数回の転院もありました。吐血による救急搬送~内視鏡もありました。
そういう事から、患者さんやご家族の不安・期待・思いは共感できます。
また、平均的な医師よりもかなり患者さん側の感覚に近いと思います。医療者側の都合や事情の為に、辛い思いをした事もあります。
振り返ってみるに、医師には『基本的な姿勢』を期待してきたように思います。
(一方、医療者側からみると、私は慎重すぎるくらいであったかもしれません。
それでも、時には思わぬ結果になるものですのに・・・)
技術・結果・経験、より以前の問題として、私は、患者さんが重視するのは医師の「良心」や「姿勢」ではないかと思います。その分野で経験が少なくても、一人ひとりの患者さんを大切にし、一つの事から多くを学び、成長して行かなければなりません。それは頭の良し悪しや経験よりも、『基本的な姿勢』が左右するのではないでしょうか。多くの成功(はいいですが)や失敗、を経験してやっと少し成長するようでは、患者さんが気の毒だと思います。(・・・自戒を込めて)

現在の専門を選んだ理由

 学生時代には整形外科や循環器内科など、動きのあるダイナミックな科に興味を持ち進路として考えたりしました。臨床実習の時には、いろいろと驚いた事がありましたが、中でも整形外科で悪性腫瘍による患肢切断術を何回か見て、『なんとか、腫瘍はしっかり取りきって、かつ機能的に良好に、形態的にもきれいに、温存・再建できないものか?』と感じた事を覚えています。
 そんな思いに一番近かったのが形成外科で、それが今の科を選んだ理由です。
医学の技術も進歩して、命が助かると共にQOLも重視され、患者様の「不幸」が減らせるようになっていくはずだし、そうあるべきだと思いました。

心掛けている治療方針と患者さんとの関わり方について

迷ったときは、もし自分だったら・家族だったら・親友だったら・どういう治療をしてほしいだろうか?と考え、それを選択肢の最初に挙げます。
 しかし、人はそれぞれ事情や考え方がありますので、いろいろな選択肢を客観的に・正確にご説明して、お互い納得できる方法の中で、患者さんが一番満足して頂けると思われるものを選びます。
常に改善、向上は心がけていますが、最新の方法だからとか、一般受けするから、という理由だけで選択する事はありません
・ 医療環境について
今、医療は喘いで(あえいで)います。医療や介護にあてられる保険点数が低すぎ、相当の数をこなさねば赤字になります。それが医療事故や医師不足を生じているのはご存知の通りかと思います。
もう少し医療への負担を増やさねば、我々は自分自身の生命や身体の安全を得られないでしょう。一方、負担を納得して頂くには、財政の『透明性』が不可欠だと思います。

略歴

大阪府枚方市出身、洛星高校、島根医科大学(現・島根大学医学部)卒。
京都大学形成外科入局。小倉記念病院、角谷整形外科(和歌山市)、京都大学、和歌山赤十字病院、大津赤十字病院、広島市民病院、大阪府済生会中津病院を経て、2000年より医仁会武田総合病院、形成外科部長。2008年4月より形成外科移転に伴い、現職。
(赴任した全ての病院で、多くの達人に教えを受ける事ができました。謹んで深謝致します。)

・日本形成外科学会専門医
・日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科指導専門医
・京都形成外科医会理事

所属学会・認定医

○日本形成外科学会(専門医)
○京都形成外科医会(理事)
○日本形成外科手術手技研究会
○日本皮膚外科学会
○日本創傷外科学会