愛のリラクセーションコンサート2008


秋恒例の武田病院グループ主催による「愛のリラクセーションコンサート2008」が10月26日、医仁会武田総合病院リハビリセンターで開かれ、入院中の患者さんやご家族、醍醐地域や京都市内からの人たち300人が、クラシックのメロディーや童謡の合唱などで楽しい音楽のひと時を送りました。
今年で15回目となる節目の記念コンサートですが、当初は妊婦さんのための「マタニティーコンサート」として開催。
回数を重ねるにつれて、市民の皆さんや入院中の患者さんたちの間に定着し、京都フィルハーモニー室内合奏団のメンバーも、「病と闘う患者さんやご家族の心の癒しに役立ちたい」との願いで、市民コンサートとしての位置づけになりました。

開会に先立ち、武田病院グループの武田道子副理事長が、京フィル室内合奏団のチャリティーコンサートや、36年間に2600校、110万人もの児童・生徒に無償の演奏をつづけるといった教育活動に敬意を表すとともに、「爽やかな気分で元気に過ごせるため、音楽に親しむひと時を楽しんでください」と挨拶。
また、司会を務めた後藤副看護部長からは妊娠中にマタニティーコンサートを聴き、無事、出産後に医仁会武田総合病院に勤務することになり、この日のコンサートで患者対応に当たった助産師さんのエピソードも披露されました。
演奏ではソプラノ歌手の島崎政子さんが司会を担当、最初にヨハン・シュトラウスの「ウィーンの森の物語」の軽やかなメロディーで開演。モーツァルトの「クラリネット五重奏曲」、プッチーニの「私のお父さん~オペラ ジャンニ・スキッキ」のクラシック演奏につづいて、アメリカ伝承歌の「アメイジンググレイス」では、島崎さんが見事なソプラノの高音で歌い上げると、耳馴染みの曲とあって身体を前後にしたり、首を振りながらリズムをとる患者さんもおられました。
ヴァイオリンの川端直子さん、チェロの上田康雄さん、コントラバスの金澤恭典さん、クラリネットの松田学さんは毎年の出演で顔馴染みとあって、各楽器担当の紹介では声がかかるほど。
曲に合わせてユーモラスな弦さばきをする金澤さんのコントラバスや、松田さんのクラリネットの独奏に対しても、大きな手拍子で応え、合奏団と会場全体が一体となって盛り上がりました。
最後に「もみじ」「この道」といった童謡や、山口百恵さんや小田和正さんの歌声で知られる「秋桜(コスモス)」、坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」など、全員で大きな声と笑顔で合唱しました。
アンコールに応えた結びには、同合奏団が収益の一部を心身障害児のための施設や研究を補助するための「おぎゃー献金」へとの発表があり、大きな拍手を受けていました。







