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武田病院グループからのお知らせ

2019.08.29 京都新聞朝刊 医療のページ 武田総合病院 救急医療センター長 中谷 壽男「家で最期をみとるために」

※医師やスタッフの肩書き/氏名は掲載時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。


家で最期をみとるために

事前に話し合いしっかりと

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武田総合病院 救急医療センター長 中谷 壽男

 

みとりについて。

最期を迎える場所として、病院、介護老人保健施設、自宅などが挙げられます。どこで最期を迎えるかなどの方針については、主治医とよく相談して決めてください。近年は、自宅で家族に見守られながら静かに最期を迎えることを希望する方が増えてきています。

在宅での対応について。

在宅でのみとりは準備が大切です。事前に退院した後の在宅診療や、死亡確認をしてもらうことができるかかりつけ医を決めておけば、いざというときに慌てることはありません。そうすることで、仮に自宅で夜中に臨終を迎えても、医師に連絡をするのは夜が明けてからで問題ありません。できれば呼吸が止まったおおよその時刻を医師に伝えてください。もし慌てて救急車を呼ぶと、家族が蘇生を望まなくても、救急隊は法令上、医師に引き継ぐまで蘇生処置を行わなければなりません。あらかじめ書面により本人の意思が表明されているのを確認できれば、病院到着後の早い段階で医師は蘇生処置を中止することができます。気が動転してしまうこともあると思いますが、救急車を呼んでしまうと本人の意思に反する結果となってしまうので、日頃から患者や家族、医師が連携して、希望に沿った最期に向けて十分に話し合うことが重要です。

退院後に関する相談場所は。

医療機関によって名称は異なりますが、「地域連携室」や「患者サポートセンター」といった部署で相談することができます。ここでは地域の開業医、福祉関連事業所と連携を図りながら、退院後の看護や介護についてや、精神面のサポート、ご家族へのアドバイスなどを行っています。不安なことや分からないことがあれば気軽に医療機関に相談に来てください。

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