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2016年「武田病院グループ物故者法要」が行われました

2016/11/11 インフォメーション 武田病院グループ

2016年度の武田病院グループ物故者法要
醍醐寺一山僧侶による和讃のもと厳かに営まれる   


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 武田病院グループ全病院の入院患者さんや、特別養護老人ホームなどの入所者、職員関係者で、昨年中にお亡くなられになられた方々の合同慰霊祭『武田病院グループ物故者追悼法要』が10月17日、京都市伏見区醍醐の真言宗醍醐派総本山醍醐寺金堂で厳かに営まれ、武田グループ理事者や医師、看護師ら医療従事者、職員が1199柱の御霊に心からの哀悼の意を捧げました。

 薬師如来、日光・月光や四天王の像が奉安されている国宝指定の金堂に、武田病院グループの武田隆男会長をはじめ理事者、9病院の院長や医師、看護師、青谷福祉会、悠仁福祉会、特別養護老人ホームの施設長ら150人が参席。全員が合掌でお迎えするなかを、仲田順和百三世醍醐寺座主を御導師に、12人の職衆(しきしゅう)が読経を唱えながら入堂し、本尊の薬師如来像に祈りを捧げつつ法要が始まりました。

 前讃の鉦の音が仲田導師によって打ち鳴らされると、静寂さと厳粛な祈りの世界に包まれる中、康生会武田病院などグループ全施設の物故者の名前が、職衆によって読み上げられる廻向文(えこうもん)とともにご本尊に告げられました。続いて、職衆による理趣経(りしきょう)が和讃され、読経が堂内に響きわたるもとで、武田隆男会長、武田隆久理事長ら理事者の焼香につづいて、各病院長、医師らも御霊に向って礼拝とともに焼香を手向け、物故者への追悼の誠を捧げました。

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 武田隆久理事長が列席者を代表して「本日、不幸にしてお亡くなりになられました1199名の御霊に対して、慎んで追悼の言葉を捧げます。病気の回復を願ってグループ各施設で養生をつくされたにもかかわらず、ご他界されました御霊に対しましては、医療に携わる者として誠に痛感の極みです。これからも研鑽を積み精進を続け、より良い医療を提供し続けてまいる決意を新たにしています。どうか安らかにお眠りください」と、追悼の誠の言葉を述べました。


 仲田座主からも法話として、「武田病院グループ物故者のご供養を、ご列席の方々とともに厳かにご廻向させていただきました。多くの方々の命は、医療従事の皆さまが全神経を注いで治療に当たられた命です。今は目に見えない命ですが、祈りを捧げ、呼びかけること、すなわちご廻向によって、今を生きている私どもの命を見守ってくれておられます。今後もそのことを忘れずに医療にまい進していただくことが何よりの供養となるのです。」と、武田病院グループの一層の社会貢献を諭されました。

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