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第23回武田病院グループ糖尿病市民公開講座が開催されました

2016/09/16 インフォメーション 武田病院

■第23回武田病院グループ糖尿病市民公開講座

 国民病の糖尿病予防と治療を熱心に学ぶ

  WHO(世界保健機関)でも地球規模の問題とされる糖尿病の予防と最新の治療について学ぶ第23回武田病院グループ糖尿病市民公開講座「糖尿病と超高齢社会~糖尿病とともに生きる~」(共催:武田病院グループ、日本イーライリリー株式会社)が9月11日、京都市下京区のメルパルク京都で行われ、患者さんや家族、医療関係者ら150人が糖尿病とどう向き合うか研修を深めました。

  冒頭、武田病院グループ糖尿病医療連絡会議の葛谷英嗣代表(内分泌・糖尿病内科顧問)が、「糖尿病治療では薬や食事療法など誤った医療法を勧めるケースもあり、この講座で正しいあり方を学んでいただくのが目的です。大正14(1925)年に、自身も1型患者だったイギリスのローレンス医師が「糖尿病のある人生」という本を出し、患者自身が糖尿病に関する知識を増やすことが最も大切なことを訴えました。まさに、その実践が当会なの主旨です」と挨拶しました。

  基調講演では「ライフステージと糖尿病」と題して、北山武田病院の若月芳雄院長が講演。若月院長は、『夫と死別して独居の80歳女性で、20年来の糖尿病を抱えていながら、インスタント食品が主な食事で倒れ救急搬送』の症例を示しながら、高齢者の低血糖の症状として○ふらつき○力が入らない○うつ状態になりやすい○認知機能障害―を呈する点や、最悪の場合には多剤の併用などの影響によって腎不全や、極端な食欲低下を招いて重症化することを指摘しました。

  特に若月院長は、高齢者の2型糖尿病患者の重症低血糖のリスクとして認知症になりやすいのですことを強調、「高齢者の2型糖尿病患者さんは1.5から2倍の確率で認知症を発症し、重症の低血糖発作も起こし安くなるため血糖管理が大切です」と、血糖のコントロールや健康長寿のあり方として、「痩せ過ぎは予後が悪いので、運動や食生活の改善による小太りを目指してください」と結びました。

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糖尿病内科 葛谷顧問  北山武田病院 若月院長     

 

 康生会クリニック健康運動指導士の今井優科長が、「認知機能低下を防ぐ運動」指導として、手足の上げ伸ばしや、数字を数えながらのストレッチや筋力トレーニングに続いて、パネルディスカッションに移りました。

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   運動タイム風景    康生会クリニック健康運動療法士 今井科長

 

 武田病院健診センターの桝田出所長、北山武田病院の吉田朱美看護部長が司会を担当、康生会武田病院地域医療連携室の杉本美和係長から、入退院を繰り返す患者さんや、退院後の在宅での生活への支援など、ご家族や担当のケアマネージャーとも連絡をとり、トータルなサポート体制が主たる役割であることを最初に報告。「介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしができることが何よりです。グループの全ての地域連携室では、地域との連携を深めながら患者さんが自分らいしい暮らしができるよう全力を注いでまいります」と画像を通じて役割を示しました。

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    座談会風景     右:武田病院健診センター 桝田所長  座談会パネリストの先生方

              左:北山武田病院 吉田看護部長


 また、十条武田リハビリテーション病院薬剤師の今井真人副主任と同病院の福井房子看護師が、脳卒中の患者さんなどが急性期治療を受けられた後、言葉や手足の機能障害が顕著な症例についてのリハビリ、また薬剤の過程での管理と服薬の確かな方法について説明しました。康生会クリニック看護師の仙水麻紀子主任や北山武田病院管理栄養士の松村明美副主任も、それぞれの担当部署での報告とともに、桝田所長や吉田看護部長からの質問について、分かりやすく応えました。

「閉会の挨拶」

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 康生会クリニック 岩崎先生