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第21回武田病院グループ糖尿病市民公開講座が開催されました

2015/09/03 インフォメーション 武田病院グループ

■第21回武田病院グループ糖尿病市民公開講座
 患者、家族とともに糖尿病の治療や合併症予防について学ぶ


国民の5人に1人以上が患者さんか予備軍で、国民病ともいわれる糖尿病の治療と予防、生活習慣の改善方法などを学ぶ第21回「武田病院グループ糖尿病市民公開講座~今さら聞けない糖尿病治療~」(共催:武田病院グループ、日本イーライリリー株式会社)が8月30日、京都市下京区のメルパルク京都で開かれました。

糖尿病患者さんや家族など150人が参加。康生会クリニック内科の戸田勝代医師から、「糖尿病患者さんにとって、低血糖を起こしにくくする新しい治療薬の開発など、朗報が次々届けられるようになりました。合併症など糖尿病を悪化させないためには、患者さん自身が新しい情報を入手することで、この講座を有意義な学びの場にしてください」と挨拶につづいて、北山武田病院の若月芳雄院長による『糖尿病と認知症』と題しての特別講演に移りました。

若月院長は、疫学研究で知られている福岡市に隣接した糟屋郡久山町(人口約8400人)での高血圧や、認知症など生活習慣病の追跡調査結果を報告。特に認知症の有病率の時代的推移として、「久山町でもアルツハイマー型の認知症が、1985年に比べて3倍以上に増えているのに対して、脳血管性認知症は横ばいです。血圧のコントロールが行き届いていることと、健診を含めた受診率が80%という住民意識の高さが示されています」と詳しく分析しました。

また若月院長は、物忘れや友人の名前が思い出せない、怒りっぽくなるといった認知症特有の症状を、イラストを交えて紹介。「認知症は糖尿病の合併症で、特に高血圧は認知症の大きな危険因子です。さらに、血糖管理が悪いと認知症も悪化させますし、認知症がひどくなると血糖の管理が困難になるので注意してください」と訴えました。

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特別講演2では、北山武  田病院の中江出副院長が、『糖尿病から血管を守るために』と題して、糖尿病網膜症や糖尿病腎症、心疾患や脳血管障害、足の壊疽などの合併症と血管の関わりについて検討し、「高血糖が毛細血管の障害や動脈硬化を引き起こしてしまうため、普段からの生活習慣の管理が大切になります」と強調。休憩時間を利用して、康生会クリニックの今井優健康運動士科長が、イスに座ったままでもできるリラックス体操を指導、会場の全員が首筋や肩の運動に取り組んでいました。

 

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座談会では、武田病院健診センターの桝田出所長と、北山武田病院の吉田朱美看護部長が進行役を担当。参加者の皆さんから寄せられた「糖尿病と診断された場合はどうすればいいのですか」との質問について、十条武田リハビリテーション病院の岡田涼子看護師主任から「バイクで走行中に体がふらついたり、喉がかわくといった症状や、家族に糖尿病の方がおられる場合には、病気の進行を食い止めるためにも早期に治療を受けられることをお勧めします」と回答。北山武田病院の加藤詩絵看護師副師長、山本真知子管理栄養士主任、十条武田リハビリテーション病院の堤仁勢管理栄養士主任からも、糖尿病患者の食生活や肥満防止、足のケアの方法などの質問に丁寧に応えました。

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