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医仁会武田総合病院の新着情報

2015.02.25 「肥満外科手術」についての取材を受けました

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京都で初めて武田総合病院で実施の肥満治療「スリーブ手術」
京都新聞の「医療・健康」欄に掲載
糖尿病などの合併に悩む肥満の人に適した治療法として


 日本では成人男性の約30%、成人女性の約18%が肥満で、予備軍を含めると2000万人を超えると言われています。重症の肥満は治療が困難で、食事療法などでのリバウンドなどでかえって病態を悪化させる人が多いのが現状です。糖尿病、脂質異常症や睡眠時無呼吸症候群など合併を引き起こす原因ともいわれ、2010年には肥満が原因で340万人が亡くなっていると報告されています。

 医仁会武田総合病院では、昨年8月から「肥満外科外来」を開設、京都では初めてとなる「スリーブ手術」を導入し、これまでに3例の手術を実施して、患者さんはいずれも良好な経過をたどっておられます。今年初め、京都新聞の二松啓紀記者(文化報道部医療担当)から取材の要請があり、岩田辰吾部長代理(消化器外科)がインタビューを受けました。

 2月24日、京都新聞朝刊「医療・健康」欄に掲載された記事では、肥満手術としては胃バイパス手術、胃バンディング術、スリーブ(袖)状胃切除術があるが、日本では患者さんの負担が少なく安全面などから、腹腔鏡下の「スリーブ手術」が最も注目されている点や、昨年4月から保険適用になっていることが最初に紹介されました。

 京都で初めて岩田部長代理が行った、体格指数(BMI)40前後の患者さん3人に対する「スリーブ手術」は、いずれも劇的な減量に成功していること。その中の40歳代女性へのインタビューとして、「戸惑いもあったが、思い切って受けてよかった。体が軽くなり、いびきや膝の痛みなどの症状が改善した」と話し、術後2週間で退院、100㎏あった体重が67㎏に、BMIも「25」に減ったたことが記されました。

 また、岩田部長代理のコメントとして、「多くの肥満患者は痩せなければならないと思っているが、実際は難しい。そのまま放置しておくと、明らかに生命に危険が及ぶ。これを未然に防止し、リスクを軽減するため、負担の少ないスリーブ手術を行います。今後、現場の医師や、患者の理解が広がればポピュラーな治療法の一つになるでしょう」と強調。加えて、外科手術だけではなく、内科(糖尿病等)、栄養士、看護師、薬剤師、運動のためのリハビリ(作業療法士)との集学的チーム医療や、患者さんの手術後の適切な減量を維持していくためのサポートの大切さを訴えました。

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