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「京都府営住宅槇島大川原団地竣工式」が行なわれました

2014/05/21 レポート 武田病院グループ

■地域に密着した京都府営住宅槇島大川原団地竣工式
 武田病院グループによる新しい複合型グループホーム「鳳凰槇島」発足
 武田隆久理事長らが完成と竣工祝う

report.140510_1.jpg入居者の方々や福祉施設が共存し交流できる地域密着型の府営住宅槇島大川原団地竣工式が平成26年5月10日、宇治市槇島町大川原で催され、京都府や宇治市等の行政関係者、地域の方々の他、武田病院グループを含む福祉関係者が、竣工の門出を祝福しました。

槇島大川原団地は、京都府と宇治市による住宅としての機能に加え、柱となるテーマとしては、テラスやサロンなどの多世代交流スペース、武田病院グループによる認知症対応型共同生活介護としてのグループホームなどの社会福祉施設を、複合的に整備することを目的に建設されました。また、団地の一部で、子育て世代を対象にした「期限付き入居制度」を府営住宅では初めて導入したり、隣接の「槇島ひいらぎ保育園」と一体となって、地域に開かれたまちづくりを目指す新しい形の団地として誕生しました。

武田病院グループでは、
●利用者の豊かな生活をサポートするとともに、安全面に十分な配慮
●長期的に、安定した質の高いサービスを提供
●明るく清潔で、利用者および周辺地域住民にとって親しみやすい事業所の維持経営
といった厳しい要請をクリアし、社会福祉法人悠仁福祉会『鳳凰槇島』として運営することになりました。

report.140510_3.png竣工式では開式に先立って、一般から募集した団地の命名「和(なご)みのエリア」という意味を込めた「なごみりあ槇島」を披露。山田啓二京都府知事の「障害の有無、高齢者や子供達もさまざまな形で交流できる施設が整った、まさに大きなコミュニティーとしての府営住宅として造られました。特に武田病院グループの尽力を得て、高齢者のグループホームや居宅介護施設なども一体的に整備されており、府民誰もが安心して暮らせるまちとなりました」との式辞や国土交通省来賓挨拶につづいて、武田病院グループの武田隆久理事長が祝辞を述べました。

report.140510_2.png武田理事長は、「武田病院グループ悠仁福祉会としましては府営住宅内で、高齢者介護福祉施設として地域密着型のサービス提供を心がけてまいります。特に、高齢者が住みなれた地域での生活の継続を支援するために、グループホーム、並びに、訪問看護とデイサービスやショートステイ、訪問介護などの介護サービスを組み合わせた、宇治市では初めてとなる複合型サービスを中心に、併せて、訪問看護ステーション、訪問介護ステーション、居宅介護支援事業所など5つの事業を行う施設です。高齢社会を迎え、在宅医療と介護の双方を必要とされる高齢者が急増しており、宇治武田病院などのグループ医療機関としっかり連携をとりながら、24時間365日を安心して暮らしていただけるよう努めてまいります」と、グループの理念である、『思いやりのこころ』を大切に、運営に全力を注ぐことを誓いました。

report.140510_4.jpgまた、地元槇島小学校マーチングバンドの演奏やひいらぎ保育園園児のお遊戯、関係者による記念のテープカット、くす玉開きの後、参加者全員がグループホーム「鳳凰槇島」など施設を視察しました。翌12日にも内覧会を開催し地元地域の皆さんをはじめ、福祉関係者や地元代表者等、約150名の方々に「鳳凰槇島」を見学していただき、「明るいし、清潔で、お年寄りは安心して生活できますね」と、口々に話しておられました。