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武田病院グループについて

環境保全活動報告レポート

グループ環境活動

1.CO2の削減

21世紀は「環境の世紀」といわれ、地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨、熱帯林減少、砂漠化、資源枯渇などの地球環境問題について、世界的規模での対応に迫られている。 日本は、1997年の地球温暖化防止京都会議(COP3)で、2008年から2012年までの5年間のうちに、二酸化炭素を始めとする温室効果ガスの排出量を対1990年比で削減量6%という数値目標が課せられ、批准しなければならない。
当グループ施設内でも年々増加の一途をたどるエネルギー消費に対して省エネルギーと環境保全を目的とし、病院、老人保健施設、特別 養護老人ホームのほとんどの施設でガスコージェネレーションを設置し、地球温暖化ガス(二酸化炭素)の増加防止の一端を担っている。
1995年3月、電力を中心にエネルギー消費量の伸びが著しかった医仁会武田総合病院(500床)に初めて天然ガスコージェネレーションシステム(100KW×3基)を導入した。 最大契約電力(420KW)、商用電力使用量(約1700MWh)を削減するとともに、発電に伴って発生する排熱を、冷暖房、給湯のベース熱源として利用し、エネルギー消費量 で31.5%の削減がはかれた。 また環境管理では、12%のCO2を削減できた。 この実績を基に康生会武田病院(300床)では200KW、十条病院では100KW、木津屋橋武田病院、大羽記念病院、医仁会西舘等にマイクロコージェネを設置し、グループ全体での(CO2削減目標 10%)環境保全、省エネルギー、さらにエネルギーセキュリティーの確保などを大きな課題として捉え、総合的なエネルギー設備の合理化を実行している。

医仁会武田総合病院 コージェネレーション 平成7年3月(300KW) 平成14年12月(100KW)


医仁会武田総合病院
コージェネレーション

コージェネレーション


医療法人財団康生会 コージェネレーション 平成11年6月


医療法人財団康生会

コージェネレーション


十条病院 コージェネレーション 平成15年7月


十条病院

コージェネレーション


木津屋橋武田病院 コージェネレーション 平成15年8月


木津屋橋武田病院
コージェネレーション

コージェネレーション


大羽記念病院 平成16年3月


大羽記念病院
コージェネレーション

コージェネレーション


2.ガスコージェネレーションシステムとは

コージェネレーションとは、「Co(共同に)+Generation(発生)」という名前の通 り、ひとつのエネルギーから複数のエネルギー(電気、熱など)を同時に取り出す仕組みを意味する。
例えば自動車のエンジンは、車を走らせるだけでなく、発電機やコンプレッサーを動かし照明や、車内の冷暖房を行なっています。 つまり自動車もコージェネレーションの一種である。
一般的なコージェネレーションシステムとは、工場やビル、病院等に設置する自家用発電設備に排熱回収設備を組み合わせたものです。 エンジンやガスタービンで発電機を駆動して発電し、その際に発生する排熱を蒸気や温水として回収し、冷暖房や給湯、蒸気滅菌機やプロセス蒸気などに利用するシステムです。 排熱を現地で有効利用できるため、遠くの発電所からの送電方式に比べてエネルギー利用効率を40%弱程度から70~80%へと大幅に改善でき省エネルギー・省コスト化を実現することが出来る。
また、燃料として天然ガスを用いた“ガスコージェネレーション”は、石油、石炭に比べて排気ガスによる環境負荷が少ないクリーンなエネルギーである。

医仁会 西館 コージェネレーション 平成16年2月


医仁会 西館

コージェネレーション


東部デェイ コージェネレーション 平成13年10月


東部デェイ
コージェネレーション

コージェネレーション

GHP 太陽電池
GHP 太陽電池


いわやの里 コージェネレーション 平成9年4月


いわやの里
ガス吸収式
ガス吸収式

コージェネレーション


3.ISO14001活動から

「医療サービス」の中でも、近年「アメニティ」の質が重視されており、またその向上が強く求められている。 しかし、「アメニティ」の充実をはかるためには多大な設備経費、エネルギー消費を招き、環境保全に逆行することにもなりかねない、実際、新しく作られている医療機関をみてみると、過大なエネルギー消費になっている施設も少なくない。
一方、我々の環境活動を省みた場合、年々増加するエネルギー消費量の削減が重要な課題である。 特に新しい医療機器や病院情報システムの導入、空調設備に伴う電力使用量の増加などに対するエネルギーの有効利用が急務である。 これからの病院経営と環境保全を両立するためには、省エネルギーの推進が不可欠であり、現在最も豊富な天然資源である天然ガスによるコージェネレーションシステムの導入は、多くの医療、福祉機関で検討すべき課題である。
我々の経験から、病院の新築・既築の別、建物規模や性格、また物理的な条件等によってコージェネ機種、容量 、また、給電システムや排熱利用システム、運用方法等が大きく変わってくる。 導入にあたっては、先ず病院としてのコンセプトを明確にし、企画~基本計画~基本設計~実施設計という各段階に応じて、緻密な評価や判断、また設計者との十分な協議が必要である。
これからは、エネルギーの高効率利用の面から、分散型エネルギー社会へと移行すると言われているが、武田病院グループでは、これまでに培った省エネと環境保全のノウハウをこれからの新規計画に活用し、国政に少しでも貢献できるよう「地球にやさしい環境づくり」のもと、自然エネルギーの採用なども視野に入れ、社会的責任(京都議定書の批准)を積極的に果たしていきたいと考えている。

加茂町高齢者福祉センター 平成12年9月


加茂町高齢者福祉センター
GHP
GHP

16.5KW コージェネレーション
16.5KW コージェネレーション

ガス吸引式
ガス吸引式


ビラ山科 平成11年1月


ビラ山科
コージェネレーション

コージェネレーション


画像診断センター 平成16年9月 グリーンマークGHP ガラス廃材のリサイクル床


画像診断センター

グリーンマークGHP

ガラス廃材のリサイクル床


武田病院グループにおける省エネガス機器導入実績 武田病院グループにおける省エネガス機器導入実績

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