空気環境改善とISO14001
武田病院の本館部分は昭和54年に竣工後、約25年が経過し、その間3回の増改築を行っています。 今回、感染対策と環境活動の一環として、空気環境の改善を目的に、「清掃」と「空調システム」の見直しを行いました。
まず感染対策委員会等で検討を行い、清掃方法の変更を実施しました。
次に、病室・休憩室・インフォームドコンセントルーム・ナースステーション等に、空気外調機・ロスナイ換気装置を増設し、ICUや手術室にはヘパフィルターの増設も行いました。
これにより、空気の換気量と回数の確保、圧力(陽圧の確保)コントロールなど、全体的な見直しを行い、空調バランスを含むクリーン度の改善等を中心とした感染対策と省エネを目的とした改修工事を実施しました。
今回の改修工事により、施設全体の充分な陽圧確保と空気換気量の増加が確認され、大幅に空気清浄度が改善(クリーン度確保⇒5μ以上の塵埃は四分の一程度に減少)したことにより、ICUでのスリッパ交換を廃止し、あわせて心臓力テーテル室での空気清浄機の撤去等も行うことができました。
多くの病院で手洗いや消毒薬・抗生剤等を中心とした感染対策は積極的に行っていますが、今回のような、環境側面から検討した清掃方法の変更(塵埃による感染防止対策・ダストコントロール)によるハウスキーピング技術・ゾーニング別カラーコントロール法の導入や、空気感染対策としての空調設備等の改修などについては、具体的に取り組んでいる施設はまだ少ないと思われます。
この他にも、環境汚染を防止する為、日常清掃での消毒剤の使用を中止したり、季節の変化(夏季・中間期・冬季)に即応した自然エネルギーの利用や、コージェネの廃熱利用等、省エネにも貢献できる空調システムなどにも配慮し、様々な改善を実施しながら環境活動を力強く推進しています。










