武田病院グループ
「思いやりの心」が溢れたハイレベル・トータルケア。それが、武田病院グループの目指す理想の医療です。
カテゴリーリスト
お知らせの検索
武田病院グループ第1回婦人科検診研修会を開催いたしました
武田病院グループ第1回婦人科検診研修会
急増する子宮頚がんの予防と検診の勧め
最近、20歳代後半から30歳代にかけてヒト・パピローマウイルス(HPV)感染による子宮頚がんが急増していることから、武田病院グループでは3月12日(金)午後4時から、康生会武田病院9F会議室で第1回「婦人科検診に従事する医療者のための研修会」を開催、医師、看護師、検査技師、薬剤師、事務員ら約40人が、最新のワクチンや医療事情について研修しました。
子宮頚がんは、最近の10年間で、死亡率や罹患率はほぼ横ばいになっていますが、20歳代、30歳代では激増しています。特に、この世代の女性では人口10万人当たり90年に15人を超え、01年には30人を超えているのが現状です。武田病院グループでは、その予防と治療のために、日本人間ドック学会「人間ドック・健診施設機能評価認定施設」または日本総合健診医学会「人間ドック優良施設」の認定を受け、婦人科検診を行っている施設を対象に、平成20年10月に婦人科検診協議会を設立。武田病院健診センター、ラクト健診センター、宇治武田病院健診センター、東山武田病院健康管理センター、医仁会武田総合病院健康管理センターが主要メンバーとなって、子宮頸がん検診、体がん検診、乳がん検診を対象に検診の標準化、検診の質の保証、情報の共有化などを徹底することで、予防や治療に役立てています。
研修会に先だって、東山武田病院婦人科の奥村次郎部長(検診協議会副会長)が「子宮頚がんの増加にともない、婦人科医療関係者は新しい分野の検診のあり方をたえず学び、患者さんのニーズに応える必要が高まっています」と挨拶、それぞれの専門職種から報告が行われました。
岩崎武輝協議会長(宇治武田病院健診センター婦人科顧問)が、「子宮頚がん検診と予防に関する最近の動向」と題して基調講演。その中で岩崎会長は、日本の医会分類でも米国で主流となっているベセスダシステム(TBS)を採用し、従来の日母分類を強化したものとなってきたことを報告。武田病院健診センターを中心に、グループ全体での検診受診者が年間約1万人に上ることを発表しました。
このほか研修会では、医仁会武田総合病院の馬瀬久宜薬局長の「HPVワクチン接種へのグループ施設の取り組み」を通して、ワクチンの対象年齢、接種間隔や接種時の注意点などの呼びかけ。グループ外からも太城勘介主任検査技師(いかがく)の「ベセスダシステム導入にともなう子宮頚がんの細胞診報告書について」や溪本哲也マネジャー(ロシュ・ダイアグノスティックス大阪支店)の「HPV検査の結果と細胞診の関係について」の発表が行われ、活発な質疑応答が交わされました。
レポート | 2010.03.15













